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子宮内膜ポリープの摘出手術を受けました。|痛みや苦しみを抱えているあなたへ

こんにちは♪
占い師のルーシー・グリーンです!

わたしは先日、子宮内膜ポリープの摘出手術を受けました。
今日は、わたしの子宮のお話をしたいなと思います。

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はじめて異変を感じたのは、6月の蒸し暑い朝でした。
前日、友人と近所のバーでおしゃべり。
帰ってきてお風呂もパスして、メイクも落とさず眠って。
激痛で目が覚めた。

その日は、月経3日目。
それまで生理痛はあれど、痛いなあと横になっていれば終わっていたのに、
その日はわたしの知る生理痛の範疇をこえていて、
「子宮が破裂した?!」と思うほど。

脂汗をかきながら、それでも体は冷たくて。
いくら前日、月経中にも関わらず不摂生したからと言って、そんなのはじめてのことじゃない。
何時間経っても、歩くのも座っているのも横になっているのも痛くて。
はじめて救急車に来てもらった。

あれから7年近く。

いろんな情報を調べて、試して、
今は自分の月経との付き合い方も分かってきました。
毎回必ず激痛だったのが、数回に1回というレベルに変わっていきました。

それでも痛いことには変わらず、
また、いつひどい痛みに変わるかも分からないので、
仕事をセーブし、月経時期のお誘いはそれとなくパスして、
身近な人たちに助けてもらいながら、
解決の糸口を必死で探してきました。

痛みって、すごいんです。
生きること自体をやめたくなる。
なかなか解放されない苦痛。
体の声が聞こえず、自分というものへの信頼「自信」も削がれていきました。

月経が苦しいのは受け入れる。
でもあのひどい痛みだけは、もうやめてほしい。
どうしてそんなに痛くするの?
わたしの体は、わたしの何に怒っているの?

わたしはお酒を飲みますし、デスクワークで運動もしていません。
体が怒っても仕方ない理由がないわけではないのですが。
次の月経が始まるのが、いつも怖い。
そんな7年でした。

そして情報を集め続ける中で、「婦人科腫瘍専門医」という制度があることを知り、最寄りの病院を調べて受診しました。

そこで「子宮鏡検査」というものをしていただき、
多発性の子宮内膜ポリープと診断されました。

これは子宮にできる良性の腫瘍で、自覚症状がない場合も多いけれど、
不正出血(月経ではない時の出血)や、
月経過多(月経時の出血が多い)、
流産や不妊の原因になっている場合も。

おそらく良性なので(まれに悪性の場合も。)、そのまま特に治療せず経過を見る場合もあるようですが、わたしは切除を勧めてもらい、手術を受けることにしました。

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今は手術を終えて、少し経ちました。
このポリープを切除しても、生理痛はよくならないかもしれないと聞いています。(よくなる場合も多いようですが。)
体質などが影響していたり、感じ方は人それぞれだからだそう。
また、すぐに再発する場合も少なくなく、これからも定期的に診察を受けたいと思います。

それでも、手術を受けてよかったなと感じています。

自分の「ひどく痛い」という感覚に対して、
「気のせい」「仕方ない」で済ませず、
「これくらい我慢して」と無視するのでもなく、
自分なりにですが試行錯誤しながらたどり着いた治療だったからです。

あきらめずに進んできたことで、
遠回りだけど自分の体との信頼関係、
「自信」を少し回復できたように思うのです。

それから、治療やケアをしてくれた病院の方や、
仕事のスケジュールを快く調整してくれた取引先の方、
心配や励ましの言葉をかけてくれた方、
すでにこれまでご迷惑をかけてしまってきた方、家族。
多くの人に大切にしてもらっているなあという気持ちを実感しています。

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これはわたしの記録で、読んでくれたあなたに当てはまるものかは、分かりません。

体というのは複雑なバランスの上に成り立っていて、誰かに良いものが自分にも良いとは限らず、自分の体のどこかに良いものが他の部位には良くないことすらあるからです。

それでもあなたが体というものを持って生きていることは、わたしと同じだと思います。

体はとてもプライベートなもので、治療についての考えも人それぞれだと思うのですが、もし今あなたが、体の痛みや苦しさでひどく困っているなら……
「自分を責めないで」とお伝えしたいです。

自分を傷つける必要もないですし、
厳しく責めているばかりでは、心と体の声が聞こえにくくなると思うからです。

現代社会の中で暮らしていると、健康を最優先できないこともあると思います。まずはそんな自分を許してもいいのでは。
そしてできる限り、健康を優先してあげること。
あなたの体は大切にされていいし、大切にされているからです。

それと今、少し考えているのが、
わたしの中にある「信頼できなさ」「信頼の仕方がわからない」という考えが癒されるための月経痛なのではということ。

今日に至るまでの7年に、自分自身の痛みはもちろん、
お医者さま達とのコミュニケーションに悩み、
周りの人に分かってもらえない時の苦しさも感じました。

でも段々と「分かってもらえない」よりも、
「分ろうとしてくれている」に目を向けられるようになってきました。
そのせいかは分かりませんが、今は支えてもらっている実感があります。
これもわたしにとって、有難い治癒でした。


今日は星のお話ではないですが、
最後まで読んでくれてありがとう。
あなたの心と体がこれからも、あなたのバランスで幸せでありますように。
願っています。

ルーシー・グリーン


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