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アンティーク・ヴィンテージの用語集:Iris Rainbow Glass アイリスガラス
ヴィンテージジュエリー好きの方にはおなじみのアイリスガラス。
ガラスの中に虹を閉じ込めたような、その神秘的な輝きに魅了されたコレクターさんも少なくありません。
アイリスガラスとは透明のガラスに虹のようなラインが入ったガラスストーン/ラインストーンですが、もともとはレインボークオーツ(Rainbow Quartz Crystal) という石を模してガラス職人たちにより作り出されたと言われています。
↑レインボークオーツ
19世紀後半から製造され始め、特に1930−60年代ごろのコスチュームジュエリーによく使われています。
製造された年代によりその色合いは異なり、色味が薄くラインの境界線がはっきりしないものほど古く(戦前)、貴重なもとなっています。
↑1930年代ごろのアイリスガラスのコスチュームジュエリー
”アイリス”という名は、ギリシア神話に登場する虹の女神イリス(イーリス/Iris)から名付けられました。
天地を結ぶ虹として瞬く間に移動することができ、背中に翼をもった姿で描かれることが多い女神だそうです。
名前の由来も神秘的なアイリスガラス。
Lucy & Matildaでもこのアイリスガラスがあしらわれた美しいジュエリーを集めていきますので、虹の女神の輝きをぜひ身に纏ってみてくださいね!
tomoko