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素直になれないので日記を書く。

きっと読まれないから。きっと見つけられないから。
noteに日記としてラブレターを書くことにした。

恋愛だけじゃなく人間関係として好くことも好かれることも苦手。「どうせいつか気持ちは変わる」と終わりばかり想像して踏み込めず、そうやって今までもたくさんだめにしてきた。

好きな人のことは恋をする前からずっと好きだった。友人として、人間として、すごく好きだった。だから恋をしてからも好きな人と呼ぶことに違和感がない。

まさかお付き合いすることになるとは思ってもみなかったけど。

自信のない自分はまだ、こんなに好きな人と一緒にいていいのだろうか、なんて気持ちに押し潰されてしまいそうになる。
幸せより先に恐怖や不安が来る。

自信がない、というのは大罪だ。他人の気持ちも勝手に推測し決めつけて被害者になろうとする。

前回の恋人とお別れしてから初めて、忘れられないという経験をした。好きを惜しみなく伝えてくれる人で、今考えるときっと依存タイプだった。
友達もあまり多くなく必ず優先順位は私が1番。そんな彼を負担に感じるようになり私から別れを切り出したのに、その後1年程引きずった。

でもそれは大好きな彼との別れが辛かったのではない。「好き」と伝えてくれる人がいなくなったから辛かった。

今の好きな人は、趣味も友達も沢山あって私が1番ではない。1番にしようとしてくれる態度は見えていても、きっと私を1番にはできない。
それでも好きな人だから好き。好きと言ってもらえなくても、きっと私はずっと好きなんだ。
人間の感情はうつろいやすく先のことは分からないけど、少なくとも今はそういう気持ち。

何があってもなくても、楽しそうに好きなことをやっている彼が好きで、好きな物を好きだという彼が好き。
計り知れない見ることのできない苦悩や困難も、私が軽くしてあげられたらと思うようなことも、自力でどうにかしてしまえるところが好き。
私なんかが気遣うことも烏滸がましく、ひとりで平気なんだと気付かされる度に辛くもどかしく思うのもまた、楽しくて愛おしい。

何より、そんな強く生きられる好きな人がそれでも私の為に時間をくれるのが、好きな人の人生のほんの一部になれるのが、本当に嬉しくて幸せ。

これを友人に話したら「バンドマンの彼女みたいな発言してるよ?」と言われてしまったが、私も彼がいなくても楽しく幸せに生きていける術を沢山持っているから、ちょうどいいだろう。

まだまだ好きな人について知らないことだらけで、これからいろんなことに気がつく。おんなじところ、ちがうところ、受け入れられないことももちろんある。それでもお互いが納得できるまで一緒にいれたらいいな、と思う。

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