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病院薬剤師 就職活動(2)募集を調査する

病院薬剤師の就職活動について(1)では就職条件について投稿いたしました。参考までに一読していただけると幸いです。(2)以降は散文的に感想や備忘録として投稿いたします。個人的な感想ですので参考までとしてください(下記注意事項でも述べていますが重要なので重ねて記載しています)。



①転職サイトについて

公的病院を目指す場合には、転職サイトには情報がないことが多いです。転職サイトに登録した場合、公的病院以外の情報であれば多々あると思います。しかし、公的病院を目指す際には自分で調査したほうが良い場合があります。私が利用した転職サイトはいくつかあります。そのほとんどが公的病院志望と告げると連絡が返ってくることはありませんでした。また、とある公的病院の情報をいただきましたが私が直接連絡すると募集していないとのことでした。情報をいただいた時点で募集締め切りもありえます。このため、私は自分で調査し応募するほうが良いと考えます。


②採用状況の調査方法

調査する場合に使用したホームページが下記です。当然ですが、最も信頼すべきは各病院の採用状況です。場合によっては、募集終了後も採用情報が残っている場合もあるので直接メールか電話すべきです。

私が使用しているホームページ
日本病院会 会員一覧:都道府県別に記載があり、経営主体も記載があり公的か否か調査しやすいです

病院機能評価結果の情報提供JCQHC:こちらも都道府県別に病院機能評価結果が記載されています

薬剤師の公務員試験日程一覧:応募締切日、一次試験日順に記載があり現在の応募の有無を把握するのに役立ちます

各病院のホームページ:採用情報を確認します。確認後、現在の募集状況を直接メールか電話にて確認してください。


③メールか電話か

採用可否を決定する方々やベテラン人事の方々は電話信仰が強い方が多い傾向にあります。しかし、私はメールに残せないような内容を電話で聞いたり話すのを避けたいため、メールでのやりとりを依頼します。電話ではどう考えても倫理やモラルに反することを言われた事もありました。記録にも残せるのでメールでのやりとりをお勧めします。また電話では即決することを迫られる場合もあります。一方、メールであればじっくり考えたり、ある程度期日を伸ばすこともできます。また、メールを依頼しても受け入れていただけないようであれば、相手方の信頼度は下がる傾向にあると考えます。記録に残せないような内容を伝えようとしている場合があるためです。就職活動だけでなく社会における連絡手段においても、上記のことが言えると考えます。


④病院機能評価について

病院機能評価認定は就職活動においてスクリーニングとして役立ちます。病院機能評価認定を受けている病院は、全てに適応はできませんが労働環境が良い傾向にあります。病院機能評価の認定には病院の問題点を改善することが必要となります(詳細は病院機能評価のホームページを参照してください)。病院として問題を抽出し解決するという姿勢があるため、全ての病院ではありませんが、労働環境についても問題があれば解決するという姿勢がある可能性があります。このため就職する上で、一つの指標やスクリーニングに使用できるかしれません。


まとめ

以上より、公的病院への就職を目指す場合、自分で調べ募集状況を確認するのが最も効率よく確実と考えます。調査する際には病院機能評価など指標にするのも良いかもしれません。


注意事項

私の全投稿の著作権は放棄しません。無断での転載や複写は禁じます。個人的な考えや体験談、感想、備忘録ですので参考までに御一読いただけると幸いです。私の全投稿に関して生じた全ての問題等に対する責任は負いませんのでご了承ください。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次投稿も読んでいただけると幸いです。

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