コロナに負けるな!ライブハウス再開を前に聴いておきたい、音楽のレベルが高い女性アイドルグループ5選
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い最も影響を受けた業界の一つが、ライブ・エンターテイメント業界だろう。緊急事態宣言が解除され、街が少しづつ元に戻りつつある現在も、ライブハウスの再開方針は都道府県によってまちまち。アイドルグループのライブの再開が待ち望まれている。
経済系キュレーションサイト「キュレーションドットコム」においても昨今ライブアイドルに関する深い知見に基づいた記事が急速に増加し、編集長の独断で「音楽のレベルが高い女性アイドルグループ5選」を発表している。「今こそアイドルグループの歌を聴いて力を得るべき」との趣旨に賛同しつつ、これ以外にも「音楽のレベルが高い女性アイドルグループ」はたくさんあるので、元記事のテンプレを利用して「5番勝負」としてご紹介したい。
ローカルアイドルのトップランナー!「Negicco」
2003年に結成された新潟発アイドル・ユニット「Negicco」。「サトウのごはん」「サトウの切りもち」のCMでお茶の間にもおなじみ。幾多の試練を乗り越え活動を続け2014年冬「光のシュプール」でオリコントップ5入り。 「Live Local, Live Nice」を掲げ地元新潟からの発信を続ける。メンバーのソロ活動も多岐に渡り、「にいがた観光特使」としても活動。
【オススメの5曲】
「ねぇバーディア」:アースウインド&ファイヤーの「September」をオマージュ。奇跡を呼び寄せた「あの9月の日の出来事」のフレーズは文脈厨にはたまらない。
「アイドルばかり聴かないで」:アイドルがこれ歌っちゃう?という歌詞に爆笑。楽曲的には一音目からピチカートそのまんまなのも爆笑。
「圧倒的なスタイル」:観客のラインダンスで知られる代表曲。活動を続けるほどに説得力を増す歌詞も染みる。
「愛は光」:あまりにも美しいアイドルとファンの物語。
「サンシャイン日本海」:涙なしには語れない。いつ聴いてもエモくて泣く。新潟行きたい~!
新潟のアイドルはNegiccoだけじゃない!「RYUTist」
新潟のアイドルはNegiccoだけじゃない!2011年から活動を続ける「柳都(=新潟市)」+「アーティスト」で「RYUTist」。オリジナル曲は100曲近く、良質な楽曲には定評がある。地名やモノや現象まであらゆるものに「さん」付けをするとても礼儀正しい姿勢や、ご当地ゆるキャラさん紹介に長い尺を取るMCも好評。
【オススメの5曲】
「青空シグナル」:疾走感のあるポップス、一音目からCymbalsそのまんまといえば伝わる人には伝わるか。
「Beat Goes On~約束の場所~」:青春を歌い上げた初期(えっ?)のナンバー。いつ聴いてもエモみ極まる。
「海岸ROADでオトナッTunes!」:可愛い系。中毒性が高すぎるセリフ連発でオーバーキルされる。
「恋してマーマレード」:モータウンサウンドとアイドルは相性抜群!
「Blue」:穏やかなバラード。アウトロからの余韻で1時間浸れる。
唯一無二の"大人アイドル"!「predia」
「アイドルなんて可愛いだけでしょ?」と思ってるそこのアナタにこそ知ってもらいたいのが「大人アイドル」として強力な存在感を放つ「predia」。湊あかねと村上瑠美奈のツインボーカルを中心とした圧倒的な歌唱力はアイドル界随一。PVがエロいこともたびたび話題に。
【オススメの5曲】
「The Call」:鉄板で盛り上がる曲。フェスのニコ動配信では大量の弾幕がつくことでも有名。
「禁断のマスカレード」:重低音がバッキバキに響く、踊れる、ブチ上がれる曲。
「My Story」:壮大バラード。歌のうまさが最大出力で圧倒的な説得力。
「Wake Up」:20代後半の女性の悩みと前向きさを等身大で歌う、同世代女子に聴いてもらいたい曲。
「BABY KISS」:可愛いだけじゃ物足りない、けど可愛くなけりゃ始まらない!ストロングスタイルとのギャップが良し。
急成長が止まらない強烈な個性派「nuance」
横浜の4人組ローカルアイドル「nuance(ヌュアンス)」。現時点でアイドルシーン一般に知られているとまでは言えないが、エッジの効きまくった楽曲と、劇団の要素も加えた独創的なステージが、耳の早いファンに見つかりまくっていて急上昇中。とりあえずこれだけ押さえておけば楽曲派っぽさ醸し出せるぞ!
【オススメの5曲】
「タイムマジックロンリー」:すさまじい情報量に圧倒される。一言でいうと頭おかしい曲。
「セツナシンドローム」:タイムマよりはとっつきやすいけどこれも頭おかしい曲。
「ミライサーカス」:狂ってる。私はミライサーカスのヤギです。
「Love chocolate?」:アコースティックにほんのりピコピコ系。ほっとする。
「きっといつか」:清純系。時代の空気をつかんでいる、ゆるく前向きな曲。
ワールドクラスになりえた逸材「sora tob sakana」
複雑極まる前衛的な楽曲と透明度の高い少女性の絶妙なブレンドで独自の世界観を確立する「オサカナ」こと「sora tob sakana」。残念ながら2020年9月をもっての解散が発表されてしまったが、世界的な評価を受けてもおかしくなかった逸材。
【オススメの5曲】
「広告の街」「New Stranger」「ribbon」「knock, knock」「鋭角な日常」:オサカナは統一した世界観が強力なため個々の楽曲についてコメントすることが難しい。1曲聞いて好きなら全部好きなはず。