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「ありがとう、長靴くん」
田舎に住んでいると結構な頻度で長靴を履くことがあります。山へ行く時、河川敷を散歩する時は必須です。
ヘビを踏んだり、あるいは草むらの下部にある鋭利な切り株でケガをしないために履きます。また、家庭菜園で作業する時も大活躍してくれます。
年末のこの頃、大抵、新しい長靴に買い換えます。一年に一足は履き潰す計算です。今年、履いた長靴は甲の部分に大きな穴が空いていました。
どこで空いたのかを思い出してみました。たぶん、秋口に竹林に入った時だと思います。細い小枝が突き刺さった記憶があります。
もしあの時、長靴ではなく普通のシューズだったら、ケガをしていたでしょう。改めて長靴に感謝しています。
長靴って本当に種類が多いのです。水作業用、油作業用、農作業用、そして工場作業用など。
工場作業用はつま先に鉄心が入っており安全性は高いのですが、長時間履くと疲れます。本当は欲しいのですが、腰痛持ちには向いてないと聞いたので諦めました。
長靴を履いて、ハイキングへ行くと、みんな振り返ります。笑っている人もいますが、大抵は「山のお仕事」の人と勘違いされます。たまに「お疲れ様です」とやさしい言葉をかけてくる人もいます。
さて、この履き潰した長靴ですが、処分に困ります。販売店へ持っていっても引き取ってもらえません。
いつも思うのですが、スーパーなどの販売店は「売るだけ売って終わり」というのに疑問があります。
アウトプットして利益を上げるのは大事ですが、インプット、この場合は「ゴミの引き取り」もしっかり行ってこそいち企業なのではないかと、、、。
特にいまはSDG’sの声が大きくなっているご時世ですから。長靴は衣料品のカテゴリーになるのでしょうか。
となると世界的に展開しているアパレルショップもわたしたちが着ない衣服の回収とリサイクルにもっと積極的になって欲しいと思っています。
長靴を通して、環境問題について考えてしまいました。
「ありがとう、長靴くん」