夏の学び①岩手にゴー
今年の夏は研修で県外に行く機会をたくさんいただきました。
それをまとめていこうと思います。
最初は岩手。
岩手では気仙沼を中心に東日本大震災の遺構を見に行くことに。
あれから10年以上の月日が経ち、忘れてはいけないことだけど、どこかで当事者ではなあ自分たちは他人ごとのようになってしまいがちですが、実際に震災遺構を目の当たりにすると、あの日多くの尊い命が失われたことを思い出させられました。
「なぜ遺構をそのまま残すのか」
物事には必ず目的があり、
そこに触れた人はそれぞれ何かを感じ取り、
その子なりの行動を起こす。
じゃあ自分は?
自分には何ができるのだろう?
そんなことを考える1日になりました。
子ども達に『災害に備えて防災意識をもとう』と伝えても言葉で言うのは簡単だけど、
単に数字を示すだけではなかなかそうはいかない。どれだけ『リアル(現実)』に触れさせるかが肝心だと思う。
夏の前に一度授業では取り扱ったけど、
そこまで伝え切った自信はない。でも自然災害はなくならないし、あの日からも地震は各地で起こり、毎年のように水害も発生している。
他人事ではない、そんな事を伝えていかなければと再確認した一日だった。
もう一つ、
たっての希望で歴史好きの自分がどうしても行きたかった中尊寺へ。
なぜ金色堂を建てようとしたのか
なぜこの地に建てたのか
そんなはてなが渦巻きながら、いざ!
感想はひと言
『美しい』
保存のため建物の中に収容された金色堂ではあったが、さすが。
造形の美しさ、装飾の美しさ、
素晴らしいものであった。
こうした芸術に触れると自分の感性も研ぎ澄まされたような気になる
影響されやすい男笑