6月ある日
日曜日は大体寝つきが悪い。
アラームで一瞬目を覚まし、てきぱきと5分後10分後にアラームを再設定し90度ずつ姿勢をかえて寝ては起きて。
カラダさえ会社に持っていけばそれなりに一日が始まり終わる。
最近一日一つ食べている小さな4つパックのヨーグルトのカロリーが思っていたより低くて得した気持ちになる。
仕事中、上司にゴニョゴニョと意見し少し険悪になる。
先週から自分の気分に翳りが見えていた。私はこの現象を接待疲れと私は呼んでいる。周囲の雰囲気を和やかに、そして仕事を円滑を進めるために相手の機嫌を取ろうとする癖がある。そして距離感を見誤る。時々うんざりして、本来の目的を自ら破綻させている。
先週あれほど機械がうるさかったフロアが静まり返ったように静かだ。
1122もそうだけれど、そこかしこで不倫って取り上げられるんだなとはたと思う。そんなによくある話なんだろうか。それとも、秘密が基本の関係に胸を焦がした人たちが自己投影したりするのだろうか。
恋愛の威力みたいなものを外的に思い知る。
昼休み、WEBのコラムなどをよく見ていて、とある書き手の連載に目をとおす。
その人は若く、最近エッセイシーンでは引っ張りだこの人で、
1年前にはこの光景を想像していなかっただろうなと思い、少しうらやましいなと思う。
まずは3年と思っていろいろな文章表現に手を出してみたけど、3年経ったら35歳だ。おっかない。そこから人生が始まるなんてことがあるのか。
しかしこのレッドオーシャンを泳ぎ切ってやるという気概も今はある。
ずっと車窓から垣間見える海に憧れて、この目で目いっぱい見ようと電車から降りたような気分でいる。その海は赤かった訳だけれども。(エヴァンゲリオンの話ではない)
話を戻すと、その人の文章が発表され始めたわりと初期に読んでみて、その青さのある、なんというか文章の端々にあどけなさというか可愛さみたいなものを感じて、自分にはもう過ぎた季節のことのように思え遠巻きにその目まぐるしい活躍を見ていた。
しかし久しぶりに読むとメキメキと大人びて、この人も今は文章のかわいさを客観視して、それを意図的に削り落としているのかなと想像を巡らせる。
若手だけでなく誰かを応援するというのは、こういう知らぬ間の成長を見る喜びを求めているのだろうか。
今日は液体だけで凌ぐ日と決めていたのに、帰宅後色々なものを食べてしまった。
自分をいじめるように食べてしまう時がある。これでもか、どうだどうだと思いながら咀嚼する。
ゆで卵なんてふたついっちゃったもんね。
同僚からもらったブルーベリージャム、甘過ぎず気に入っていたのにカビが生えていた。
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