スピリーグのプロの環境
こんばんは。
スピリーグ予選まで残り1週間となりました。
そこで、実際にスピリーグのプロになったらどのような環境が待っているのかを、あまり知らない人がほとんどだと思います。
ということで、解説していきます。
それでは本編へ。
良いこと
球団と契約
スピリーグはスピチャンと違ってNPBとKONAMI共催の大会です。
よって、球団に現実のプロ野球同様、選手として所属します。
一応自分だったら埼玉西武ライオンズの〇〇と名乗ることもできます。
好きな球団と契約を結んで選手として活動できることは、名誉でしかありません。
球団を背負って戦える喜びというのは、毎年感じています。
数年前まで自分が今こんなことしてるなんて、思いませんでした。
人生何があるか分かりません。
昔からずっと大好きなライオンズを背負えることは、1人のライオンズファンとして嬉しいことです。
プロ野球OB選手やプロ野球選手と交流
スピリーグには、各球団にその球団のOB選手が監督として就任します。
私はライオンズでお世話になった朋己さんやGGさんはもちろんのこと、他球団のOBの方とも何度もお話しさせていただきました。
皆さん本当に優しい方々です。
また、ライオンズは球団のご厚意でファンフェスタに招待していただき、選手の控え室に行かせていただきました。
そこで約10名の選手にサインをいただき、少し話す機会もいただきました。
1人の選手ではありますが、1人のライオンズファンでもあるので貴重な機会でした。
(その後の試合はボコボコにされたため、ただファンフェスを楽しみにきただけの人となったのはまた別の話で)
球団によっては、公式戦に招待してもらっているところもあります。
自分達も22年に一度、招待していただきました。
自分が知らない人からの応援
言い方が少し悪いかもしれませんが、自分が知らない人からも応援していただけます。
このような経験をできるのは、普通の人では絶対にありません。
そして、この応援が本当に力になります。
今年も青炎よろしくお願いします🙇♀️
また、ごく稀にですが球場で声をかけてくれる人もいます。
ありがたい限りです。
お金をもらってプレーする
自分の好きなゲームをプレーして、お金ももらえることってすごい特別だと思います。
趣味が仕事になっているわけですから。
ほぼ趣味の領域からは外れてきていますが。
自分の場合、総課金額よりKONAMIからもらっている報酬の方が多いため、謎の収支プラス状態となっています。
辛いこと
2ヶ月間土日返済、帰宅後も練習
今まで良いところばかり取り上げていましたが、マイナス点も記していきます。
最もマイナス点として、約2ヶ月間プロスピに縛られるということです。
自分達は常に勝ちを求められています。
勝つには当然ながら、練習が必要です。
ほぼ毎日練習を行うことから、平日も自由時間はありません。
そして、パリーグの場合は日曜が試合であり、土曜日は作戦会議や前日調整を行う必要があることから土日は確定で潰れます。
よって友達と遊べる時間が少なくなります。
しかし、捉え方を変えるとみんなには味わえない緊張感を味わえるため、貴重な時間を経験できることから全然良いかなとも思ってます。
勝ったら1週間気分良い、負けたら1週間最悪
試合の結果によって、次の試合までの1週間の気分というのはかなり変わってきます。
勝った時はかなり気分良く過ごせるので、1週間プロスピやり続けても問題ないです。
負けた時は練習するのも嫌になります。
昨年度喫した1敗が攻撃できないまま終わり、その1週間はかなり地獄でした。
練習になかなか身が入らず、正直まずいなと思うぐらいでした。
ただ、非公式の大会でみんなでワイワイプロスピをできたことで、本来の楽しさを思い出したことで、次の節をなんとか勝つことができました。
趣味が趣味じゃない
良い点で、お金をもらってプレーすると書きましたが。
確かに好きなゲームでお金をもらってプレーできることは、良いことです。
ただ、お金をもらうということは簡単に言えば仕事なわけです。
ということは、やらなきゃいけないんです。
趣味はやりたい時にやるから楽しいと思っています。
でも仕事になるとやりたくなくてもやらなければならないことから、途中辛いなと感じることが必ずあります。
誰とは言いませんが、病んでる人もいましたね。
特に負けが重なると精神的にかなりしんどいと思います。
これに関しては、やったことがある人しか分からないと思います。
ならやらなければ良いじゃんってなると思います。
もちろん辛いことがありますが、良いことの方が遥かに上にきます。
趣味とは考えられなくなってきてはいますが、好きなゲームに違いはありません。
去年のダグアウト配信中か前かは忘れましたが、japanese小池さんから言われた言葉があります。
「プロ選手は1番そのゲームを楽しまなければいけない」
プロスピではありませんが、プロゲーマーとして実績残してる方が言ってるなら説得力がありますし、刺さりました。
仕事の枠になっても楽しむ心だけは忘れないようにしようって思ってます。
こんなところでしょうか。
辛さもありますが、それ以上に貴重な経験ができます。
皆さんも是非予選で本気を出して、プロになってみませんか。
良い思い出になると共に良い経験になると思います。
それでは、また。
自分のユニが展示される機会もあります。
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