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乗鞍ヒルクライム2024 チャンピオンクラス10位

こんにちは!クライマー日本一決定戦、乗鞍ヒルクライムチャンピオンクラスに出場してきました。私自身、チャンピオンクラスは初めてだったので春頃から準備をして挑みました。かなり良い結果を得られたのでこれまでの取り組みやレース本番について書いてみようと思います。

乗鞍に向けて

昨年年代別クラスで出場した時は優勝したものの、メカトラで遅れてしまった北川さんに全く歯が立たず、タイムもあと4秒で夢の1時間切りができたのに…という悔しい思いをしました。なので今年は絶対に1時間を切るという意気込みで練習を行いました。

・トレーニングのモチベーションについて
乗鞍以外にも富士ヒル,美ヶ原のレースに出てなるべくモチベーションを切らさないように意識。富士ヒルは目標のプラチナタイムに届きませんでしたが、それが悔しくて更に練習する事ができたので、美ヶ原では年代別クラスで優勝する事ができました。

普段の練習ではメリハリを意識していました。平日はVO2max向上を狙った練習、休日は100km〜150km走って体力向上を狙うというイメージです。
VO2maxは去年からあまり変わらずで不安しかなかったですが、15分〜20分ほどの峠でTTしたら去年から30秒ほど更新していたので少し安心(笑)
休日ロング練では30分の山2つと20分の峠1つのコースでSST強度メインで練習。春先は後半踏めなくなる事がほとんどでしたが、何回か練習してるうちに3本とも目標パワーで揃えれるようになりました。一緒に練習してくれた成田君にはボコボコにされましたが…

これまでの練習結果から、チャンピオン上位勢と走れるほどのパワーがあるわけではないので、目標は1時間切り、25位以内に設定。

機材の軽量化

ハンドルとステムを軽量な物に交換しました。今までスコット純正の物を使っていたのでハンドル周りだけで200gほど軽量化できました。
ハンドル FSA K-FORCE
ステム TNI ヘリウム6

6.8kg

レース前日

昼過ぎに現地に到着。夕方から雨が降る予報だったので先に少し走って足をほぐす事に。ダラダラ走っていたらKOMキラー才田さんに抜かれたので咄嗟に声を掛けていた。初めてお話しさせてもらいましたが、とても気さくな方で、沢山の面白い話やトレーニングに関することをお聞きできました。ありがとうございました😊
その後受付をしに行き、旅館へ移動。去年と同じ川仙旅館にお邪魔しました。ご飯も美味しく、当日朝のお弁当も用意してくださるのですごくありがたいです。

レース当日

3:15起床。夜降っていた雨も止んでいた。着替えて、ストレッチと体幹に刺激を入れる運動をして宿を出る。4:30頃駐車場に到着し、おにぎり2つとエネルギージェルを摂取してアップ開始。かなり足が回るので調子は悪くない事を確認。短い登りで負荷をかけてみてもスムーズに6倍くらいのパワーが出る。調整がうまくいったという自信を持つ事ができた。スタート30分前にBCAAとレッドブルを飲んで会場へ。美ヶ原で一緒に走ったリッキーさんにお会いし、頑張って!と声をかけられる。覚えててくださりありがとうございます🙏

レース

並ぶのが遅すぎたようでかなり後ろの方からのスタートになってしまう。やっちまったな〜と思っていたが、周りに知り合いが結構いた。スタートまでは時間があったので野口さん、長谷川さん、梅川さんとおしゃべり。緊張がかなりほぐれたので後ろで良かったと思った。

レーススタート。初のチャンピオンクラスなので、どんなペースになるか分からない…とりあえずついていける所まで行く事を意識。三本滝まではかなり緩く感じた。集団効果って凄い😳三本滝まで16:50。ちょっと遅めなのかな?

三本滝を過ぎるとちょくちょく勾配がある所が出てくる。そういうところは一瞬6倍以上で踏まないといけない場面もあったが集中できてたのかそこまでキツイとは感じなかった。残り10kmを切ってから苦しくなってくる。しかしまだ千切れるような強度ではない。ここら辺では周りも有名強豪クライマーばかりになっていたので、雲の上の存在だと思っていた方々と走れてすごく嬉しかった。まだ前の展開を見たいという思いが強かったので粘る事ができたと思う。

冷泉小屋のあたり、田中さんが一人飛び出してるのが見える。ペースアップするんだろうな、と思っていたが位ヶ原山荘手前で田中さんを捕まえる。位ヶ原山荘40:30

一旦緩くなったのも束の間、勾配が上がる残り5km看板あたりでしろわんさんが加速。自分はこのペースアップについていけず集団からさようなら👋まさかこんな所まで残れるとは思ってなかった。既に充実感しか無いがまだレースは残っているので気合いを入れ直す。自分がドロップしたタイミングで森本さん、河合さんも一緒だったので後ろに着かせてもらう。森林限界あたりでペースが落ちてきたので先頭交代して自分のペースで走らせてもらう。河合さんがちょくちょくアタックしているが、ペースで走っていれば追いつくだろうと思い反応しなかった。目標にしていた1時間切りはほぼ確実なので、あとは少しでもタイムを削る事を考えて走っていた。

残り200mくらい?森本さんがスプリント開始。自分は満身創痍なので見送る事しかできなかった。
タイムは57:06。まさかの自己ベスト3分短縮😳モーターでも入ってたんじゃないかと心配になるレベルで自分が自分ではなかった。

まさかの10位

これまでずっと憧れてきた人たちと名前が並んでいる。その事だけで嬉しいを通り越した言葉にできない感情が湧き上がってくる。想像以上の結果に自分自身驚きが隠せないが、これまでの練習が報われたと信じたい。

来年に向けて

今年以上の結果を残せるよう引き続き頑張っていこうと思います。レース後に森本さん、才田さんから練習のアドバイスを頂いたので意識して取り組めたら更なる高みへ行けそうです。ご近所の皆様、これからも練習よろしくお願いします。

次のレースは石鎚山ヒルクライムです。真鍋さん筆頭に強い方々が出場されるとお聞きしているので今から震えています😇

最後に
一緒に走ってくださった選手の皆様、大会を開催してくださった運営の方々、楽しい大会にしてくださりありがとうございました。また来年もよろしくお願いします🙇

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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