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私を形付けた人々

私の一部


昨夜は
はじめてのnoteと云う事もあり
自己紹介から始めてみましたが
読み返すと、あれは果たして
自己の紹介になっていたのか……はて?
って事になりましたので
此処ここではわたくしを形付けた私の一部をご紹介していきたいと思います。

一冊の本との出会い〜



文学はそんなに読み込んではいないのですが
唯一ゆいいつわたくしが愛してやまない人物を
一人上げるとするならば、
それは『尾崎 翠』おざき みどり氏です。

・こおろぎ嬢
・地下室アントンの一夜
・第七官界彷徨
・アップルパイの午後
・無風帯から
・匂い…etc

もうね
タイトルが実に良い。
この方の本と出会った時
もの凄く、くすぐられました。
そして… しびれました。

ではここで
私の大好きな詩の一節をご紹介。

象牙ぞうげとうと地の上を往きつもどりつ、
薔薇ばらこいするかと思えばひとりさんまをくらう。
ロオドバイロンのけむりにお京が消え、その明後日みょうごにち女誡扇綺譚じょかいせんきたん縷説るせつの舌が長いと思ったらいきなり諧謔かいぎゃくのつばきが飛んだ。
感傷とちょう感傷、おとぎばなしと愛慾篇あいよくへん
遠い幻想げんそうと近い恋情れんじょう
東洋人の胸に仏蘭西フランス風な鼻をつけ、
蒼白あおじろゆめかと見れば血の色のうつつ。

          〜ささぐる言葉より一部抜粋〜

〈1991年ちくま日本文学全集 〜尾崎翠より/魚子の私物〉

そして、尾崎翠氏に続き私を造った人。
それは
名前を上げるのもおこがましいのですが
横尾忠則氏
宇野亜喜良氏
つげ義春氏
この御三方で御座います。(只々ただただ好き)

私の外観は、商業デザイナーを営んでいた父と
縫製業をやっておりました母で出来上がり。
そして、の4名様により私と云う人物が造られて、何故なぜだか内側の丹田たんでん辺りにLeeがみ着いてると云う訳で御座ございます。(Leeとは、ブルース・リーでございます。 笑)

まぁ〜そんなこんなで
色んな分野の音楽と
みうらじゅんさん
奥田民生さん
所ジョージさんを愛しながら
出来上がったのがわたくしなのであります。

そして、
なんとなく穏やかな
この日常を送れている事に日々感謝をしながら
生活を送っている魚子なのでした…

〈絵・飛白魚子より〜〉

文句は山程あるけれど
文句を云えばきりが無し…

それでは又
近いうちに…






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