ADHDの検査 ~後編(検査結果)~
以前、ADHDの検査 ~前編~ の検査結果について報告をしたいと思います。
一応『不注意優勢型ADHD』でした
担当の先生は検査結果を見て、
「これで安心して不注意型のADHDと診断が出せる」との事でした。
検査以前は、問診のみで診断をいましたので、
詳しい検査の結果を踏まえて診断出来るという事です。
ただ、少し気になったのは、
実際検査をしたのは別のADHD専門の先生なのですが、
その先生は「不注意型の特徴は多いが、ADHDなのかどうか・・・」との事。
理由はいろいろあるけど、やはり人それぞれ判断基準が違うんでしょう。
結果はどっちでもいい
今回この2時間の検査で「ADHD」と診断されようが、されまいが、
私の気持ちは変わらないし、行動も変わらない。
(特別なアドバイスが無い限り)
だから診断はどっちでもいいです。
ただ、コンサータはいざという時(1-2回/週)に役に立つので、処方して頂きたいのですが・・・。
(コンサータに関しては別記事にて)
検査を受けた理由は「ADHDの検査 ~前編~」でも書いた通り、
ブログを書くに当たってもう少しADHDの事を知りたい
検査内容やどういう判断基準で診断されるのかを知りたい
という事です。
検査結果の詳細
検査結果については、そこそこ納得でした。
(詳細はこちら)
簡単にまとめると・・・
〇 知的能力について(平均より高いが、ばらつきがある)
【大きく分けて2つ】
「図形問題・数学問題」や「語彙力・説明力の試験」⇒ 非常に良かった。
「記憶力・ワーキングメモリ・マルチタスクの試験」⇒ 平均よりやや上。
試験の結果は上記の通りです。
ここで私が言いたい事があります!
上記の「1.」と「2.」の試験を行うにあたってのストレスについて。
「1.」は、特にストレスは無い。
(試験はどんどん難しくなってくるのでワクワクしながら受けてました。)
「2.」は、問題を出された時点で「これ苦手だ」という自覚もあるので、凄いストレス。
頑張れば平均点くらいは出せるが、脳ミソフル稼働という感じです。
(試験はどんどん難しくなってくるので恐怖です。(笑))
「2.」の能力は学校では平均以上でしたが、
社会人ではちょっとのミスが目立つ事もあるので、
事務作業をずっとやっていれいばミスを連発することもありました。
〇 コミュニケーション能力について
いろんな試験結果をかみ砕くと、
コミュニケーションに自信がない
豊かな知識や語彙に支えられてうまくいっている
理論的に考えるのは得意だが、相手に分かりにくい表現になっていて
コミュニケーションがスムーズにいかないそれが自信のなさに繋がっているのかもしれない
確かに、極端に下手では無いですが、自信が無いです。
今までの知識に支えられているとは思いますが、
最近の出来事、ニュース、些細な変化(髪切った?とか)が覚えられないので、日常の会話がうまく行かない時があります。
「お前、そんな事も知らんのか?!」みたいな・・・
時事ネタ
天気
芸能人の名前
スポーツ選手の名前
こういうの全然頭に入ってこないんです。
「これは覚えるぞ」ってすごく意識したら覚えるんでしょうけど、ただでさえマルチタスク苦手なのに、時事ネタわざわざ覚える為に、脳のメモリーを使いたくないですよね。
〇 処理能力について
注意の切替できないので、細かい情報をとらえるのが苦手
一度にいろいろ言われると、情報の取り違いが起こる(勘違いとか)
情報を組み合わせるのが苦手
新しい状況、複雑な状況に慣れるのに時間が掛かる
確かにその通り・・・
「1.」⇒ 周りの細かな変化に気づかない。「髪型切った?」とか。
「2.」⇒ 仕事では「勘違い」「思い込み」でのミスが多い。思い込んでいると2重チェックしててもすり抜けていくんです・・・。
「3.」⇒ マルチタスクが頭の中で処理できないです。
「4.」⇒ これもまぁ納得
〇 作業速度について
分かっていても即座に対応出来ない
不安になって作業スピードが遅くなる
丁寧にやる事でミスを減らす努力をしている(泣ける)
すごく疲れることを常にやっている
これも、本当その通りです。
学生の頃は特に気にしてなかったですが、
社会人になるとミスしないように、すごく気を付けています。が、ミスします。
まとめ
検査結果は間違っていないと思うのですが結局は
『出来る、出来ない』の判断
出来るまでの『スピード』を計測
なので、
特に「知的能力について」で書いたように、
平均以上出来るが物凄くストレスが掛かる場合があるので
『ストレス』を数値化して計測して欲しいですね。(無理でしょうけど)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、うっかりパパでしたσ(^_^;)
ではまたっ!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?