井田(西伊豆)でダイビング
はじめに
秋もほぼ終わりかける11月27日、西伊豆の井田でダイビングしてきました。
井田は過去のダイヤモンドオンラインの記事で、日本で一番綺麗な水の海水浴場で一位になった事もあるそうです。
そんな井田は「井田ブルー」という言うぐらい海の青さが有名だそう。
西伊豆にある海水浴場は、綺麗な海のランキングで毎年上位に来るらしいのですが、その理由は
富士山から綺麗な大量の湧水
水深2,500mもの深さがある日本で一番深い湾、駿河湾に面している
湾の口が広く、プランクトンが少ない黒潮が流れ込みやすいから
だと考えられているようです。
そんな事を知ってしまったら、冬になる直前の秋晴れの井田の海はどれだけ綺麗なんだろうと考えてしまい、居ても立っても居られない。
そんな中、天気予報によると27日の天気は晴れ!
と言うわけで、秋空の下の海の青さを確かめに井田に潜りに行って来たのでした。
場所
井田は静岡県沼津市にあって、ダイビングのメッカ?(私は大瀬崎に合宿に行ってスキューバダイビングのライセンスを取りました)から10分ほど海に沿って南に下ったところにあります。
沼津IC.から1時間ぐらいかかったでしょうか。
大瀬崎の辺りから道が狭くなって走りにくいので気をつけて。
天気が良ければ駿河湾を挟んで見事な富士山が見えます。
ダイブショップ
パッと調べてみた感じでは、井田には3件ほどダイブショップがありました。
だいたいどこも同じ値段だと思います。
今回の費用は
ファンダイビング ビーチ2本 12,000円(ガイド代, 施設利用料込み)
レンタル機材 BCD, レギュレーター 各2,200円
で、比較的安めでした。
ダイビング
井田のダイビングスポットはビーチ1カ所のみのようです。
井田ビーチ
ダイブショップから50mほど歩いたところにある井田海水浴場の端の海岸から、ロープも無く泳ぎながら潜行していくので、ドライスーツでフリー潜行が苦手な私にはちょっと気が引き締まる。
潜り初めてすぐの所でカミソリウオ。
ガイドさんに教えてもらっても全然魚と認識できませんでした。
見事に海藻に擬態しています。
背びれの方が強い黄色黄色、尾びれが付け根が白く、先に向かって青くなっている。
なので、ニセカンランハギじゃないかと。
最近よく見かけるタカベさん。
背中が黄色い魚影が見えたらタカベと思う事にします。
小さい魚なんですが、いつも群れて怪異のような動きをするゴンズイさんです。
トゲに毒があるから気をつけるように言われたような気がしたので調べてみると、人をも殺せる毒があるそうです。
やばい奴です。
尾びれの水玉模様が可愛いタカノハダイ。
潜ったときには高確率で遭遇します。食べたら惜しいのかな?
キンギョハナダイの群れで、真ん中に移っている白い子がオスです。
群れの中のオスの割合は1〜3割だそうで、ハーレム状態の羨ましいヤツです。
地味な色だからハゼかと思ったけど、目の後ろに眼状斑があるから本来の色は赤のミナミゴンベさんですか?
浅いところに連れて行ったら赤くなるのかな〜?どうなんでしょう。
何の魚なのかが分からない。
オトヒメエビは初めて見た気がする。
大きな魚と共生して、お掃除してくれる甲斐甲斐しい子だそうです。
ダイビングログ
西伊豆 井田ビーチ
晴
気温16℃
水温22℃
透視度15m
平均水深12.3m
最大水深26.6m
早い時間は透視度は高かったんですが、時間が経つにつれて透視度が落ちてました。悲しい。
私が行ったときは50名ぐらいの団体がいて、かなり混雑してしまったのが原因だと思います。若い人だけの団体だったから、学校のサークルか、海洋学校の講習か、そんなのでしょうか。
今回は運が悪かったと思って、もう一度チャレンジしたい。
だけど、二本目の時はエアー残圧0(!)になってしまったので、自分のスキルの低さに悲しくなる。
練習してスキルアップしないと!
他に気になった事は、潮の流れがキツくて泳いでもほとんど前に進めなかった、、、カメラのシャッターを押すときにも流れが速くて身体を固定する事もできず、ブレブレ写真の大量生産。
そして珍しく太ももが筋肉痛になりました。
出会った生物
カミソリウオ
ソラスズメダイ
タカベ
アオヤガラ
タカノハダイ
クマノミ
イソギンチャク
キンギョハナダイ
ゴンズイ
ニセカンランハギ
ミナミハコフグ
オオモンハタ
キンチャクダイ
オトヒメエビ
コガネスズメダイ
オキゴンベ?
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