まるごと旅日記97年7月 3 まるごと旅日記1997 2024年2月27日 21:34 アユタヤのPSゲストハウスのイギリス人主人(あるいは居候)はなかなかユニークなアル中だった。しかし、数年後再訪したときにはすでに机上の遺影と化していた。 当時、タイの地方都市に行くと、蚊との闘いを避けてはとおれない。蚊取り線香は旅の必需品だった。 PSの隣には、オールドBJゲストハウスがあった。ここの年取ったおかみさんは日本人の若者の良き相談相手だった。 アユタヤの安宿街は怠惰な旅人のたまり場だった。いそいそと観光にいそしむものは稀で、みな宿の庭先でごろごろしていた。 夜になって日本人の学生が来た。自転車でタイ全土を周遊しているという。 アユタヤは町の内外にたくさんの遺跡を見ることができる。リトルアンコールワットのような遺跡が点在している。 当時のタイのゲストハウスは欧米人と日本人で二分していた。欧米人といってもアメリカ、オーストラリア、北欧、英独仏くらいで、南欧の旅人は少なかった。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #ゲストハウス #アユタヤ #トゥクトゥク 3