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プロットができた!
プロットとは、物語の中で起こる出来事を書き並べたもののことです。簡単に言うと、あらすじということになります。
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これまでの脚本では、プロットを書かないまま、台詞をどんどん作っていっていました。
しかし今回は、早い段階から演出を始めとしたチームの仲間とコミュニケーションを取りながら、演出の方針や広報のコンセプトを作り上げていきたいということもあり、先にプロットを出してみることにしました。
このプロットをもとに、さっそく数日後からチームでミーティングを重ねていきます。そこでの議論も参考にしながら、台詞を生み出していく作業が、これから待っています。
登場人物の命は、台詞に宿ります。プロットはあくまで枠組みですから、考えるのにそこまでエネルギーは使わないのですが、台詞は、一言一言、自分の心を削って生み出すもの。これはこれは辛い作業です。
部内での第1稿の締め切りが、9月末ですから、9月は1か月間、苦しみ抜くことになります。
私も、阪神タイガースも、9月が勝負です。タイガースといえば、以前、脚本の進捗について部員にインタビューしてもらった時に、「あの人」のペン囲みのような記事を作りました。ただ、分かる人おらんやろ!ということで、単独で投稿するのはやめました。このエントリーの最後に載せておきますので、よかったらご覧ください。
さてさて、今日もセリフを生み出していきますよ。
どんな台詞が生まれてくるのか、自分でも分かりません。また、登場人物のふるまいによっては、プロットも大きく変化する可能性があります。どんな風に化けるのか、自分でも楽しみです。
妥協なく、進めていきたいと思います。
脚本・北條康弘、進捗問われ「ドタバタよ」
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◇40期卒業公演 (2025年3月 ・シアターD300)
約一年半ぶりの脚本執筆を行っている北條康弘が、記者に脚本の進捗を語った。北條氏は、「夢いうても、中身はあれよ。かなりな、ドタバタよ。」と構想を語った。結末についてはまだ決まっていないと明かした。(取材:稲葉有哉)
以下は一問一答。
――一年半ぶりの新作。
「そやなあ。もう忘れたよ、そら。ト書きもよう書かれへんかった。最初。」
――前回よりもさらに面白くなるのか。
「いやいや、それは出来上がってのあれやから、芝居になってからのな。まだ、最終のあれちゃうんやから、パソコンでやっとるだけやから、それは分からんやん、お前。」
――今回は夢がテーマ。
「おう、まあ、夢いうても、中身はあれよ。かなりな、ドタバタよ。まだ言われへんけどな、おーん。」
――パワーアップした仲間たちが演じる。
「うん、そういうことや」
――まだ結末は見えていないか。
「ないない、そんなん、お前。アカンやん、最初からお前、分かって書くんは。積み重ねやん。」
――その都度考えていく。
「いやいや、その都度っていうか、その人が思うことを書くだけやん。こっちは。声を聞くだけやんか、お前。」
――友人たちも期待している。
「いやいや、あんまり。そんなん、何も思ってないやろ。」
――今日はどれくらい進んだか。
「いやいや、わからんけど、それは。もう書かんよ、今日は。」
――朝しか書かない。
「いやいや、そういうことやん。そらそうやろ。」
――先日は新人公演で後輩たちが躍動した。
「うん、だってそら、才能あるやろ。ずっとやん、それは。」
――卒業公演にも参加してもらうか。
「いやあ、ちょっと分からん。俺はしてほしいよ、はっきり言うて。そら、才能やんか、お前。」
神戸大学演劇研究会はちの巣座
40期卒業公演
2025.3 実施!
ぜひ、お楽しみに!