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音楽の音色はどんな色?・・・続き

先月は、色をテーマにした音楽をご紹介しました。
今月も引き続き色がテーマです。

今回は、RGBについてのお話です。RGBとは色の表現方法で、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の三原色のことです。コンピューターなどで表示される時は、光の三原色のそれぞれの色の数値で色が変わります。
そんな三原色をテーマにした曲が、いくつかありました。

YOASOBI「RGB (「三原色」English Ver.)」

日本語Ver.は「三原色」というタイトルですが、English Ver.は「RGB」となるようですので、あえてEnglish Ver.を載せてみました。
原作は、小御門優一郎さんの小説「RGB」で、登場人物三名がそれぞれ赤、緑、青を表しているそうです。

PELICAN FANCLUB 『三原色』

2019年にリリースされた、TVアニメ『Dr.STONE』のオープニングテーマのPELICAN FANCLUBの「三原色」です。
色を重要視したバンド活動を行なっていたエンドウアンリさんが、メジャー1stシングルでもあるこの曲に、当時3人で活動していたこともあり「三原色」とタイトルを付けたそうです。


RGB値

Web上で色を表示するときに、カラーコード等を使用します。16進数で表示するカラーコードの他に、RGB値という値を使用する場合もあります。

16進数の最小値は00、最大値はffになります。

16進数のカラーコード

RGB値も、それぞれR(赤)、G(緑)、B(青)の値を求めます。
最小値は0、最大値は255です。

RGB値

上記の様に全てが0の時は、黒になります。

少しでも数字が変わると、色が変わります。
例えば、RGB(0, 11, 0)とした場合、濡羽色(ぬればいろ)という色になります。

黒との色の違いは分かりにくいと思いますが、Gに少しだけ色(数値)が入ることによって若干緑がかった黒色になります。

そしてRGB全てが最大値の255のときは、白になります。

赤色の光、緑の光、青の光を重ねると白になるということですね。
この三色が混ざっていろいろな色を作り出し、最終的に白になるのは、なんとなくメッセージ性が含まれている様な感じがします。


Sayaka Yamamoto Hall Tour 2024 -RGB-

2024年3月23日に開催された、山本彩さんのライブ「Sayaka Yamamoto Hall Tour 2024 -RGB-」のライブです。贅沢なことにフル尺で観られます。
活動休止など苦しい時期もあった様ですが、堂々とアーティストとしてライブを行われている姿は、とてもかっこいいです。
アイドルのイメージが残っている方もいると思いますが(私もそうでした)、そんなイメージを覆すライブの内容、ロッカーの姿に圧倒されました。
光の三原色「RGB」のように、自身の持ついくつもの色が重なり合いながら生まれていく無限の可能性をライブのタイトルに込められたそうです。
5月、6月にはアジアツアーも行われました。今後の活躍に注目したいアーティストです。


色はいろいろなところにあります。景色、自然のもの、人工のもの、身の回りのもの、食べ物。
そして、目に見えないものを色で例えたりすることがあります。気分や気持ちを例えたり、色に気持ちを託すこともあると思います。
そして、色は気持ちをあげたり、落ち着かせる効果もあるそうです。
色と音楽は意外と相性が良いのかなと思います。
色と音楽がある彩り豊かな日々が送れるといいな、と思ったテーマでした。


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