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いのちの理由
19歳の春から1年半だけ
同じ教室で学んだ友がいる
たった1年半
彼らのその前の暮らしも
教室外の生活も
ほとんど知らない
その中の1人と
夏くらいから
月に一度
顔を合わせるようになった
たった1年半学んだ
演劇的な取り組みを
そろそろ再開しようかと
お互いまだまだ子育て真っ只中だけど
私達は母親ではあるけれども
私=母親
ではない
そろそろ『私』に
もう少し目を向けてみよう
と…
顔を合わせる会場は
だいたいカラオケBOX
最初の2回ほどは歌ったりもしたが
今は、どちらかというと
もっぱら今後についての作戦会議
しかし、ふと、ある曲が頭から離れず
彼女に歌ってほしいな〜と
グレープの『交響楽 シンフォニー』
彼女の歌は柔らかく優しく語りかける
私の歌は…
ただただ叫ぶッ!!
血管が切れそうになりながら高音を出すッ!!
そんな彼女に『交響楽 シンフォニー』をオススメしたら
さだまさしさんの『いのちの理由』をオススメされた
『私が生まれてきた訳は父と母とに出会うため
私が生まれてきた訳はきょうだいたちに出会うため
私が生まれてきた訳は友達みんなに出会うため
私が生まれてきた訳は愛しいあなたに出会うため』
初めて聴いた
いい曲だった
そして、何かで読んだ
『本当の友は、10年ぶりに会っても、昨日もあったように話せるんだよ』
って話を思い出した
彼女とも、最近、その会合に加わった彼女とも、
『本当の友』
だといいな〜
どうか、片思いでは、ありませんように