年金について思うこと
国民健康保険の加入手続きに来ています。覚悟はしていたけれど、年度始めでごった返している…。待っている間にnoteを書きます。
国保は良いけれど、同時に強制加入となる国民年金。これが辛い。
自営業で国保加入していたことは一度もなく、学生もしくは、アルバイト時代に入っていました。
全く収入がなかったり、かなり低ければ救済の道があるけれど、中途半端にアルバイトかけもちしたりで「生きられるギリギリの収入」のときの支払いが辛い。そんなことにならないよう、「フリーターはダメ!正社員になりなさい」と親世代は口を酸っぱくして言いますが、彼らの想像に反して、自由が欲しくてアルバイトなのではなく、正社員に受からないからアルバイトなのです。ま、ブラック企業の正社員に受かる友だちはいたものの、身体をボロボロにして「あれは無理だ」と思ったのは確かですが。
あの頃、血を吐く思いで払った国民年金ですが、「いずれ自分を助けるから」とは思えなかったのです。すでにここまで少子化で財源があるはずもなく、減ってしまった現役世代も生活保護が必要なほど経済苦に満ちている世の中、破綻は避けられないだろうなぁ。
自分が受け取れるかわからないとなれば、せめて今、年金生活の方の命綱として役立っていてくれればと思います。でも、厚生年金の話になりますが、現役時代収入が低くて大変だった方より才覚や運に恵まれていた方の方がたくさん受け取るしくみ…。それが公平と思う方の気持ちもわかりますが、好きで収入が低かったわけでもないだろうにと、個人的に年金制度には少しモヤモヤするのでした。(頑張る人、真面目な人が稼げる時代に作られた制度なんだろうな。)
年齢にかかわらず、「稼いでいる人があまり稼げない人に送金するしくみ」がいいよなぁと思うと、私はベーシックインカム制度には賛成。累進課税制度はあるものの、非課税の方だけ助かるとか、あるところから所得制限をかけるのではなく、グラデーションをつけてほしいなぁと思うのです。
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