見出し画像

健康に良い食事とは?

「健康を気遣っています」と言った場合、どんな食生活を想像しますか?ケーキを食べる毎日を想像する人は少ないですよね。でも私、それに近い食生活でした。そして、すごく健康に気を遣っているつもりでした。

健康の悩みが多かったので、健康の本をたくさん読みました。そして食事法には、大きく分けて2つのパターンがあるなぁと思いました。

A素食自然派
飽食を戒め、自然のもの(雑穀や木の実、魚など)を少量食べるのが良いという考え。マクロビオテック、ベジタリアンやヴィーガンとよばれる食事法や人々がこのグループに入るかな、と勝手にラベリング。一番インパクトあったのは若杉ばあちゃんの超素食な生活です。

Bオーソモレキュラー派
食事が糖質に偏ると栄養が足りなくなるため、タンパク質中心にしてビタミン・ミネラルも積極的に摂りましょうという考え。特に女性は血が失われるので、タンパク質や鉄が不足しがちで、産後うつなんかは栄養不足が原因で発症するという医師の方もおられます。栄養素は自然の食材ではまかないきれないため、人工のサプリメントの摂取を躊躇うなとのこと。

上記は私の勝手な分類で、Aのなかでも魚はどうなんだとか、朝食を食べる食べないとかグルテンフリーとか、あるいはBのなかでもサプリはあんなもの、いやこんなものが良いなどさまざまな意見があり、まとめるのは少々乱暴なのですが。ざっくり言うと、自然なものにこだわるか、家畜でも人工でもタンパク質を摂れ!なのかの違いです。

はい、私は長らくAを信仰していました。お菓子を爆食いしておいてそう言うとAの方々に叱られそうですが、肉嫌いだったのでAの考えの方が受け入れやすかったのです。Aの名誉のため付け加えますと、私はちゃんと実践していたのではなく都合良く解釈していただけで、Aで健康をキープしている方はたくさんいると思うのです。
健康のため、朝は食べず昼は米と野菜、夜は米と味噌汁と野菜。洋食にすることもありましたので、グルテンフリーでは全然なかったし卵は割と食べたのですが、肉は家族が食べても私は食べられない。牛乳は避け気味。低血糖発作を起こすので間食でお菓子を爆食いし、「これさえ我慢すれば良い食事なのに」と思っていました。そして我慢は効かず。

病気をきっかけにBの方法にシフトしたのですが、最初は勇気が要りました。でも数ヶ月続けてみたら肉を食べられるようになったので、Bの方々が言う「肉嫌いの人はタンパク質を摂らなすぎるせいで消化がきちんとできない」は本当なのだなぁと実感しました。お腹がゴロゴロするんだよ〜と避けていたプロテインドリンクも、今ではゴクゴク。甘いお菓子をやめても、低血糖を起こさなくなりました。体重はハタチの頃まで戻り、キープ。思い切って試してみて良かった、という結果なのですが…。

ひとつだけ。
「家畜を食べる」が多少うしろめたく、牛さん豚さんヒトのエゴでごめんなさいと思ってしまう。魚は平気なのに不思議。
これからは、ありがとうと思っていただくことにします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?