第3回「テニサー幹部の恋」
おはようございます!26歳男性です。
今回も過去の恋愛話を執筆していきます。
第3回目の今回は大学2〜3年生の頃に経験した話です。
この頃ちょうど所属していたテニスサークルの幹部をしていました。
幹部とは簡単にいうと、サークルの運営を行う代のことです。
大学2年生の夏〜大学3年生の夏までが当てはまります。
練習の準備や仕切り、イベントの企画等をしていました。
過去に片想いしまくっていた自分も
流石にこの時はテニスの幹部に集中していました。
当時はちょうど大学2年生から3年生になる時の春休みでした。
幹部は毎日テニスコートに行き、先輩や後輩がいつ来ても一緒に
打てるようにコートにいなければならないという決まりがありました。
なので、私も春休みでしたが毎日テニスコートに滞在していました。
男子9人女子10人いた幹部とも必然的に毎日顔を合わせることになります。
幹部の中に、5人くらいの賑やかというかうるさい女子の集団がいました。
テニス終わりに飲みに行ったり、女子会したり、
人生楽しそうだなぁと眺めていました。
で、5人の中に特にゲラっぽくて笑顔のでかい子がいたんですよ。
(この子を以後、D子と呼びます。)
笑い声は「ハハハハハww」という感じで、笑い声もでかいし、
なんかその笑い声を聞くと自分も面白くて笑ってしまうような感じです。
私はその女子会を眺めつつ、D子っていう面白い子がいるなあ
というくらいに思っていました。
(※幹部になるまではD子のことはほとんど知りませんでした。)
ある時、テニス終わりに飲み会があって
居酒屋まで、私とD子と、もう1人の女子と自転車で移動していました。
D子とは特別仲良くなかった私ですが、
テニスコートで眺めていたD子のあの笑い声を引き出したくなりました。
そして、自転車で並走している時に衝突しそうになる
ギリギリまでウェーイと急接近しましたw
すると、
「ウワーw ハハハハハww 危なww」
とめっちゃ期待通りのリアクションをしてくれました。
何この子w おもろwしかもよく見ると笑顔可愛い
私はそんな風に思い、その後の飲み会でもその子と話し、
次の日から急激にD子が気になるようになりました。
そこから私はD子を意識してしまい、
意識しすぎて話しかけるのも一苦労、でも話せたら超ハッピー、
1日1回D子と話せたら御の字、そんな状態になってしまいました。
その後、サークルでは春の合宿がありました。そこでは
コスプレした姿で一緒に写真を撮ったり
カレーを一緒に作ったり
D子が見ている前でテニスの試合で幹部TOP3の実力者を倒したり
フィーバーしました!めっちゃ楽しかった。
しかし、私とD子の距離が縮まることはありませんでした。
なぜなら話しかけるのも写真撮るのもカレー作るのも試合で勝つのも、
私が勝手にテンション上がってるだけですから。。
私利私欲的な思い出が増えるばかりです。
流石にこのままではいかんだろう!
春休みが終わった4月頭ごろ、私は覚悟を決めました。
この笑顔の可愛いD子と付き合って楽しい毎日を過ごしたい!
アプローチが始まります!!!
何かをきっかけに私とD子はLINEをしていました。
(確か幹部ならではの業務的な内容。。)
私はD子にこうLINEしました。
「電話しよう!」
電話ってただの異性友達なだけではそんなにしないですよね。
しかも普段のサークル中にそんな急に2人きりになれる状態とか
作れないですから。
私は本気度を伝えるにはこれしかないと思いました。
断られたら電話を誘ったという事実だけ残りますからね、結構リスキーです
D子の返答はこうです。
「電話!?笑 いいよ!」
D子は驚きつつも、OKしてくれました。
そして夜に電話しました。めっちゃ緊張しました。
サークルのことなどたわいもない話をしました。そして
「今度ドライブしようや!」
デートに誘いました!
「いいよ!」
D子はこう返事をくれました。
嬉しいとホッとしたが混ざった感情になりました。
そして私は、バイト終わりのD子を車(軽)で迎えに行き、
D子を家に送るというドライブをしました。初デートです。
普段ゲラなD子も、その日はまともな感じで、
お互いのバイトのことや、生活のことなど、
普段のサークルではしない話をしました。
距離が縮まったのかはわからないですが、
なんとかうまく行ったデートのように思いました。
そして私は畳み掛けます。
GW明け、2回目のデートに誘いました!
美味しいお好み焼きのお店があるから行こうと誘いました。
向こうもOKを出してくれました。私はこのデートで告白する気でした。
まず、約束通りお好み焼きを一緒に食べました。
D子はお好み焼きにそばではなくうどんを選択しました。
まあそれはいいとして食べ終わり、我々は夜景を見に行きました!
告白するなら夜景だろうと!少し肌寒い中、私たちは夜景を見ました。
そして運命の時が訪れます。
「好きです!付き合ってください!」
私はフラれたらその後の幹部生活が終わることを覚悟して告白しました。
そしてD子に返事をもらいました。
「いいよー!」
成功しました!大成功です!
幸せエキスというべきか何かわからない成分が身体中から分泌されました。
大学受験に合格した高校生が叫ぶあの感覚ですw
好きな人と付き合えるってこんなに嬉しいことなんだと実感しました。
D子との日常は私の予想通り楽しいもので、
笑顔の絶えない日々になりました。
勝因をあえてあげるならば、やはり本気度を示した電話かと思います。
後々D子もあれで本気度が伝わったと言っていました。
よく電話した、俺。グッジョブ、俺。
きっかけになった自転車、勝手に盛り上がった合宿、ドキドキのデート
D子と付き合ってからも楽しかったですが、
付き合う前のこの数ヶ月は本当に楽しかったです。
D子ありがとう!
そしてお読みいただいた方々、ありがとうございました!