こうやって学んだら?外国語 その4
現地の言語で生きていくことを、選ぶ。
こんにちは、紫です。
国際結婚をすると、基本、家庭での言語は最低でも二つになる。
子供が生まれてから、お父さん、お母さんがそれぞれ母国語を話していても、一向にかまわない。だって、子供はバイリンガルになってちゃんと使い分けてくれるから😊
問題は、私に起こった。
専業主婦/母をやりながら、子どもたちと家で話す言語を日本語としてしまうと、私自身のフランス語を上達させる機会が、皆無になってしまうのだった。
二人目の子供が生まれて、子供たち同士の会話がフランス語一辺倒になってしまった時(長女は、学校で一日中フランス語を話しているのだから、仕方がない)、私もやはり、フランス語に傾き始めた。
子供たちと日本の童謡を歌って遊んだり、簡単な絵本を読んだりはしていたものの、日本語の出る幕が減っていく。同時に、私のフランス語は日常生活に困らない程度に上達していった。
郷に入っては郷に従え
言語を習得するというは、話す、読む、書くという技術のみならず、その土地の文化や考え方を学び、吸収していくことにつながる。
私がこの選択をしたことで、残念なことに、子供たちが日本語を自然に習得する機会を奪ってしまったのだが、私自身は、スイスで社会に出て働けるという選択肢を得た。
誰が何を選ぶのがいいのだろう?
正解はない、と私は思う。
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