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2024.10.13 Straight Up Tour@KT Zepp Yokohama
え???
ジェシーギター持ってるんだけどなんの曲からはじまんの???
GO‼️‼️‼️‼️‼️
Rayだ!!!!!
Rayから始まるライブといえばBeginningと言いたくなるところだけど、いつぶりなのか調べてみたら2021年のC.C.Sツアーだった。(我々は""なぜかCatcherやった謎ツアー""と呼んでいる)
圧倒されてポヤーっとしていると、Place of Fireがはじまる。
❓❓❓❓❓❓👹👹❓❓❓❓❓❓
夢❓❓❓
隣のナマハゲもいったんここでQ&Aコーナー挟まないとこのまま置いていかれるって騒いでる。
ライブの帰り道に情報の整理をするまで、この2曲がなぜこの配置なのか、本当に理解できなかった。
2024.10.13 Straight Up Tour
KT Zepp Yokohama
1. Ray
2. Place of Fire
3. We are The BONEZ
4. Rusted Car
5. New Original
6. Adam & Eve
7. LIFE
8. Straight Up
9. Love song
10. Thread & Needle
11. SUNTOWN
やばい、この人たちまじで2バンドで新しい時代を始めようとしてるんだ。
dragonのラストはNEW ERAで、BONEZは Beginningの2曲で始まってる。転換のちょっと面白いDJタイムに気を取られており後から気付いた。
こちらの思い込みは多少あるものの、BONEZは直前のセリフが次の曲の合図になっていることがある。
ライブハウスは自由だと言ってzenithをやり、旅しようぜ!!!と言ってArkをやる。
1年前の今日、47AREAS神戸で幕張ワンマンの発表をした。
そこでSUNTOWNを現実にすると言い、めちゃくちゃSUNTOWNやるっぽい流れを作っておいて、、、、、、、、、、、Leafをやった。
わざとか分からないけどBONEZではこういうことがしばしば起こる。
ちなみに「なぜかCatcherやった謎ツアー」では、船で旅すると言って完璧なArkの流れを作った後、onemoreをやった。Arkなんて10年以上やってないが、当時を思い出すぐらいArkだった。
完全Arkモードになったバケモンが2体出来上がり、今も野に放たれている。いつかArk聴ける日を今も待ってる。
あれはまじでなんだったんだ笑
We are The BONEZってそのくらい完璧な前振りがある曲だから、Rayで驚かされた分、本当にWe are The BONEZが始まるんだろうな?疑ってる自分がいた。
今回はちゃんとやった。よかった。
そのうち、We are The BONEZ!!!ジャーーーン!の後、Movesでも始まる日が来るのかもしれない。
文脈をぶった斬る演出は楽しい。
今日のBONEZはめちゃくちゃ楽しかったけど、それ以上にメンバーがまじで楽しそうだった。
今回は2階後方席だったのでAdamでジェシーがフロアに行ったとき姿はは見えなかったけど、押し寄せるダイバーたちが落ちないように上げろ上げろ!!と叫んでいた。
今日のアダムはすごいな〜とステージを眺めていたら、
上げろ上げろ!!!!!俺をあげろーーー!!!!!!!!
って叫んでて思わず笑った。俺かよ!
BONEZはアダムで天下をとってきたようなものなのに、どうしてジェシーが落っこちそうになるパターンがあるんだ。笑
アダムってジェシーが客に落ち着けって叫ぶぐらいフロア全体がヘトヘトになる。
ジェシーもやっとステージに戻ってきてその場に寝転んだ。
その瞬間ポンポンポン ポンポンと流れる軽快なLIFEのイントロ。
まじで早すぎる。今帰ってきたばかりじゃん。
我慢できずここで死ぬほど笑った。
余韻と休憩の間はないんだ。
LIFEはSUNTOWNでみんなにとって忘れられない特別な曲になったのに笑わせんな。
セトリは前後するけどnew originalでも、柵の構成を理解してない客に向けて真ん中に柵があるから右のやつはここでWOD作れ!!左のやつはここで!!!ってめっちゃWODの作り方の説明してるのも面白かった。
WODどうしても作りたくて説明頑張ってた。
Straight Upは素晴らしかった。
今年出会った熱いフレーズを決めるなら、やっぱりここ一択かもしれない。おこがましいけど、私もそう思ってるから。
This is what feeling sound like
When you fall I'll be there
男鹿での初披露を見たときは、この曲は何度も簡単に聴ける曲ではないし互いに消耗しすぎると思っていた。
だからこそ、他の場所では簡単にやらない特別な曲になると思っていた。
あるインタビューでジェシーが、昔なら出し惜しみしていたけど、ツアーのチケットを持ってないやつがいるかもしれない、チケットを持っていても明日死んでしまうかもしれない だから、今日自分の足で来たフェスでそれを聴けたならそれは良いことだと思うと言っていた。
この曲を演るライブを少なくして特別扱いすることなんていくらでもできるのに、そういうやり方を手放せるのが本当にかっこいい。
男鹿では涙で視界が霞んで歌うどころじゃなかったけど、今日は歌えるようになっていた。
BONEZというバンドの始まり方的に、このバンドは、他のバンドよりも多くの「文脈」や「そうである理由」みたいなものを求められてきたと思う。
私も求めていたし、実際大きなところで言えばアルバムのテーマから、物販のデザインなどの小さなギミックまで、いろいろな文脈をバンド側が散りばめていた。
そういうところがBONEZの良さであり、そういう芸の細かさや粋なところが好きだという人もたくさんいると思う。
幕張終わったあたりからぼんやりと、9/27のBONEZのBayHallあたりからくっきりと、このバンドがあらゆる文脈から解放されているように見えた。
ただ楽しいからやってる。
ライブが楽しくて仕方がないというのが本当に伝わってくる。
今日は仲の悪かった長年のライバルが初めて対バンするという文脈ありまくりなライブであるものの、BONEZのショーの実態は、過去からの連続性に執着してない自由の体現だと思った。
だから、冒頭でごちゃごちゃ書いたBeginningの2曲も、本当は、ただやりたかったからやった、だけなのかもしれない。
BONEZのライブは人生のクソガキタイムであると昔から言っているが、小難しいことを考えない本当のクソガキタイムはこれからだ。