感謝こそ最強。全ての挫折、病気にも感謝してしまえ
だって そうじゃない?
挫折を後悔しても
何度も引っ張り出して 眺めても
何も変わらないよ
病気もそう
特に うつ病
これはきつい 辛い 経験者しか解らない
そういえば その通り
じゃぁ
経験者はあんただけかい?
それも おかしい
経験者は皆 惨敗して 人生から退場したかい?
ここまで来ると それは 嘘
長年 カウンセラーやってるけど
鬱抜けしたクライアントは
おしなべて 人格が変わっている
温和な顔になっている
笑顔がトッビッキリ 素敵になっている
そして皆さん同じ感想を言う
「あれを経験したから 今がある」って
鬱抜け寸前のクライアント
「あと一歩 いや 半歩・・・」
必ず自分を俯瞰する 高次元の自己を見出している
キラーワードが喉まで 出かかっている
だから こちらからは 言わない
チャンスは潰さない
長い長いトンネル
一寸先も暗闇
道標は無い
引き返しても闇
立ち止まっても 闇
だから 歩いてきた
セロトニンがどうの 認知行動療法がどうの 薬物がどうのこうの
そんなのは無視
溺れている人に 泳ぎ方を教える暇はない
一度沈んでみる
案外 人生のどん底に足が届いたりする
人間の構造上 肺に空気があれば 嫌でも自然に浮き上がってくる
この時こそチャンス
長いトンネルを塞いでいた壁に 最強の一振りのツルハシを振り下ろす
「うつ病よ ありがとうな 散々苦しめやがって 感謝するぜ!」
光はいつもあなたに降り注いでいた
真っ黒の日傘をさし 影を恐れていたのも貴方
モグラになって
地下道を歩き続けてきたのもあなた
ハラスメントもあっただろう
失恋もあっただろう
親族との辛い別れもあったかもしれない
事故も経験したかもしれない
でもそれ
正当な鬱病の理由になるかい?
もっと言えば
鬱病を生き続ける資格に変換できるのかい?
人間なら 「嫌い」を「好き」にはなれない
嫌いの処分場は 「無関心」というゴミ捨て場だよ
そして
そのごみ処理場の着火剤こそが
「ありがとう」