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千葉県の野田市に行った話 その① 上花輪歴史館ほか

 7月の3連休を利用して、坂東33ヶ所巡礼の続きと、名勝庭園に行くために野田市を拠点に2泊3日の旅行をしました。

 個人的な偏見しかありませんが、千葉県最北の野田市は、一般的にはあまり観光でスポットが当たっていないエリアではないかと思います。今回はそんな野田市と野田市の移動前後で立ち寄った、個人的に良かったスポットをご紹介します。
※ 坂東33ヶ所巡礼は別記事にする予定です。

 今回の旅行で最大の目的地が、「高梨氏庭園」という名称で国の名勝に指定されている、上花輪歴史館でした。

 ところで、野田市は醤油で有名で現在でもキッコーマンの本社があります。千葉県は地理的にも江戸に物資を運びやすく、幕末には多くの醤油醸造家があったそうです。高梨氏も名主であり、江戸時代から醤油醸造をしていた家柄だそうです。そんな高梨家は、大正時代に縁戚関係にあった、茂木家、堀切家などと合併し、野田醤油会社を設立し、現在のキッコーマンにつながっていきます。

 上花輪歴史館では、醤油醸造に関する資料の他、敷地内を建物に沿ってめぐることができます。建物内部は別途曜日指定の予約制で見学できそうです。機会があれば私もぜひ再訪したいと思いました。

 その他、野田市市民会館(旧:茂木佐平治邸)や隣にある野田市郷土博物館(博物館は京都タワーを設計した山田守の設計)ものんびり見学ができました。

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