和宮様御留 有吉佐和子 講談社文庫
和歌山市に有吉佐和子記念館が
できたときに、一人でふらりと
和歌山市を代表する作家
紀の川ぐらいしか読んだことはなく
熱心なファンとかではなく
でも、小学生の時の小説家になるねんっで
夢を話していたら
父は、なら、貴志川でデビューやな(笑)
(貴志川は、紀の川へと合流する川)
とよく笑っていたので
そういう意味ではファンですが
ご夫婦で奈良から来られていた奥様に
話しかけられて、
先生のファンのかたですか?
私は篤姫(大河ドラマ)ファンになって
ぜひとも拝見したくて
熱量感じる、キラキラしたお目めで語られました
(私が、家が近くてそんなに…とまごまごしていたら、
旦那様が助けてくださいました)
はい。それがきっかけです
和宮様は、実は身代わりだった
それも、最初の身代わりの子は狂死してしまう
そして、それを敗戦で終わった
太平洋戦争の犠牲者と重ねていた
作者
筋書きはわかっていても
それが、ドスンとくる文章
有吉先生の作品は、どの作品も
この、ドスンとくるのが特徴であると思うけど
まじまじとくる
最後の数ページがとくに
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