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なりたい 畠中 恵 新潮文庫

しゃばけシリーズ
こういう和物の続き物は、
もちろん一冊でも満足できるけど
どんどんと読み進めたくなるもの

主人公は、薬問屋の大店の一人息子、一太郎
身体が弱くてしょっちゅう寝込みます
しかし、妖が見えて仲良し
そして守られている

鳴家は私には馴染みのない妖怪ですが
小鬼たち
挿絵のお陰で分かりやすい
私も、一太郎のように
一緒に寝たいな
一緒に出歩いて
甘いもの食べたいなっと思う

そのように感じられる
さまざまなキャラクターが楽しい

このシリーズは何作も読みましたが
手もとに残ったのはなぜか、この本

五個のなりたいっが詰まっている
妖になりたい・人になりたい・猫になりたい
親になりたい・りっぱになりたい
どの場合の気持ちも、そうだねえ、
私もそうだねえ、うなづける

私は、鳴家になりたいなあ
もちろん、甘いものも食べさせてもらって
一太郎のような妖たちに
とっても優しい人のところで

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