呪われた娘
毎日明日は買い物をすまいと思って先々の買い物をしているつもりですが、今日も買い物に行ってしまいました。
3人の子育て中なので、子育てアルアルであーるのですかね、ノートがありません、ポケットティッシュがありません、あれがいります、これがいりますと、1日が終わりかけた頃に、突然馬車馬のように走らなければならなくなります。いや、違うな。アクセルを踏んで、車を走らさなければならなくなります。アクセルを踏みさえすれば車は走ってくれますが、それでも私自身が馬車馬のように走っていると感じてしまいます。いや、違うな。そんなちまちました話じゃないんっす。うっせ〜〜〜んじゃ、ボキ!で済ませられないことだらけで反吐が出るという話っす。ウィッス。
つい3日前に米を買いました。
兎にも角にも呪われてばかりいてはまた呪われてしまうので、10キロ買おうと思って挑みましたが、米コーナーで10キロの米を持ち上げるイメージが湧かなさすぎて、5キロの米を買ってしまったばっかりに、もう終わりが見え始めてきて、さらなる呪いに見舞われています。
炊ける米は炊き尽くしたし、作れる料理は作り尽くした自信があるのですが、腹が減った、腹が減ったと、腹が減った私に言うのです。
なぜ、うんこ製造のためにあれやこれやのご飯を用意ねねばならないのでしょう。
逆に、もう、米は炊かれ尽くした、母が作れる料理は食べ尽くしたことにもうそろそろ気づいてもよいのではないかと思います。完全栄養食で完結しませんか、それが合理的配慮というものではありませんか。
飽きました、もう。
尽くしました、もう。
100%の自信をもって言えるのですが、どうしても呪いからは解放されません。
そんなこんなで、相も変わらず強い呪いによって、また今日も買い物に行かねばならなかったのでした。娘が、「私も行く♪」と同行することになったのですが、玄関を出て車に乗るまでの間に、膝小僧を擦り剥きっ子になって血を流しっ子になっていました。中学生なんですが。
これは呪いの力だとすぐに理解しましたが、娘にまで呪いに囚われさせるわけにはいきません。それが母の愛というものです。
雨がパラパラしていたのをいいことに、「滑ったん?」と聞いてみたところ、「靴をよく履かずに走ったけん」と言っていました。
私は娘に、「ピーヤたち!靴はしっかり履こうね!って、骨折した小島よしおさんがコメントしとったで。」と伝えました。
娘は言いました。
「ホントそう!!」
靴をしっかり履くことを誓ったピーヤが爆誕したことを小島よしおさんに伝えられたら、加療中の小島よしおさんは、本望だときっと笑ってくれるだろうなと思いました。
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