11thに思ったこと

今更で失礼します。
もう新体制の決断は下され、既に動き出しています。だんだん現実を受け止められるようになってきました。でもやっぱりモヤモヤしている部分や不安が無くなったかといえば、ゼロではありません。
そこで、そんな気持ちを言語化して吐き出すことで前向きになれると思って書かせていただきます。

「選抜制と全員制のどちらがいいのか?」
選抜制の導入には正直不安に思う部分もあるけど、もちろん全員制にも困難はあると思っています。
どちらを採用すべきかは、どちらがよりグループの課題の解決に効果があるか、グループの特性にフィットするかで決まってほしいと思います。

◆課題が明確に語られないから、モヤモヤする

運営とメンバーはどんな日向坂をつくりたいのか?どんな価値を提供したいのか?
2024年のテーマは「Let's be happy!」だと宣言していました。そこに向かうにあたり、去年はうまくいかなかった部分があると語られることが多いです。何が課題だったのでしょうか?
その打ち手として選抜制を導入したようにも見えます。ならば課題の解決にどうつながり、どんな効果を期待しているのでしょうか?

課題と打ち手はセットだと私は思っていますが、これらが直接語られることは無さそうです。選抜制が本当に効果的な打ち手なのか納得度が上がらない。だからモヤモヤしています

◆選抜制は、想像するしかないからモヤモヤする

当たり前だけど今まで、選抜制の日向坂を見たことが無いです。
勝手なイメージですが、選抜制は椅子取りゲームのような印象があります。しかし早い者勝ちではないので同じではありません。

むしろ選抜の椅子に座れる資格に、明確な指標や基準は無さそうです。そのためにどう頑張ればいい?どんな成果を出せばいい?今回は選ばれたけど、次回はわからないということもありえます。

彼女らの世界での個人の成果って何だろう?と思うことがあります。
そもそも入団オーデだって明確な合格基準があるわけではないですよね。そういうことを明確にすることが難しい世界なのかもしれません。

そこを乗り越える強さとは、不明確さに耐える力なのでしょうか?なんだか理不尽に思えます。でも私は理不尽をなるべく排していきたいと思う価値観で見てしまいます。だから、その強さを求めることには素直に共感できなさそうです。

皮肉なのは不遇を抱える存在こそ応援したくなるという構造。結果的にねじれの副産物が一番の効能かもしれません。

一方で、選抜制のメリットもあるに違いありません。

いろいろな投稿を読んでだんだんと自分なりに理解は進みました。乃木坂初期の頃に比べかなり他坂の状況は改善されているという話も目にしました。プラス要素の情報には希望を感じますが、これから実装されてどうなるかは想像するしかありません。

メリットもデメリットも想像するしかないし、その中で選抜制には理不尽な面が先に見えるから、不安が募るしモヤモヤするのです。

◆今まで生み出してきた強みが失われそうで、モヤモヤする

今までメンバーは自分達らしさの特徴を、「ハッピーオーラ」「一体感」と表現してきました。
グループである以上、メンバーの関係性の質は、活動の結果の質に影響すると思います。

今後、選抜メンバーとそうでないメンバーができて、メンバーの関係性は今までとは違うものになるんだろうなと思います。メンバー同士の関係性もグループの魅力の一つだと思う私には複雑です。

メンバーの関係の質が、思考の質に影響を与え、行動の質、結果の質に反映していく。このサイクルのベースの部分が変わるのではないかと。
結果として「ハッピーオーラ」「一体感」が薄れてしまわないだろうかと。

◆グループの方向性と合致させる選択は?

じゃあ4期生含め全員選抜ならば解決するか?というと、人数と楽曲のフィットだったり、超えなきゃいけない問題は数多出てくると思います。TV出演では1人あたりが映る時間はもっと短くなるかもしれない。振りを揃える難易度は高くなるかもしれない。もっと他にも困難があるでしょう。でも、こちらを選択して進んでいくことも可能であったはずです。

だからこそ、どちらの道を選ぶのか課題の呈示から説明してほしかった。そうすれば納得度は違ったものになるはずです。少なくとも理解は進みます。
片方は知っているけど、よく知らないもう片方を選びましたと言われると、その選択が正しいのか不安になります。本当にそっちのほうが良いんですか?と。

これから選ぶ道で、単に日向坂が強くなる、じゃなくて、具体的にこう良くなるはずだ、を知れると安心するのになと思います。(運営さんがファンにそこまで説明することなんて絶対に実現しない、期待するものではないと思いますが)

…決断は行われて発表され、既に動き出しています。メンバーからの発信も相次いでいます。
今更ながら、言葉に整理してみてスッキリしました。
今後またモヤっとすることがあるかもしれませんが、そのときにはまた整理してみます。

改めて、日向坂の今後をこれからも見守っていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。

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