どうもたけのこと申します
魔界劇団新規が来るということで魔界劇団に興味がある方やどういうデッキか知りたい人に向けて書いてみようと思います
この記事では魔界劇団とはどういう特徴があるのかについて触れつつ、新規によってどこが改善されたのか、展開パターン等具体的に解説していきたいと思います
魔界劇団の今までの強み
①サーチ手段が豊富かつ2枚初動が確立されている
魔界劇団はペンデュラムテーマ特有のサーチの多さに加えてリンク1によって下級とスケールを置ければ2枚初動になることによる安定感があります
以下4枚がそれに貢献しています
②制圧はできないが相手の盤面を崩す方法に長けている
魔界劇団は以前はテーマ内でサーチできなかったファンタスティックシアターのモンスター効果書き換え以外にテーマ内で相手ターンでの妨害はなく心許ないものがあります
しかし自分ターンではチェーン不可大量破壊やバウンス、コントロール奪取といったバラエティ豊富な手段で相手の盤面を更地にすることに関して一級品です
具体的なカードをそれぞれ見ていきましょう
③ペンデュラムデッキにしてはフリースペースに若干余裕があり罠型への適性がある
魔界劇団はデッキの内訳がメインパーツで25枚前後は埋まるものの、それ以外は構築や環境にあわせて採用カードを選ぶことができる自由度の高さが魅力でもあります
また、①で触れましたが安定した2枚初動があるので多少デッキ枚数を増やして45~50枚くらいにしても安定性がそこまで落ちません
この増やした枚数やフリースペースに手札誘発や捲り札を積むのもアリですが思いきって罠をフル投入する罠型という構築にする人も多いです
②で触れましたが魔界劇団は自前での妨害はほぼないためにそこを罠に頼ろうということですね
罠型の魔界劇団には独自の利点があって
・魔界台本と一緒に罠を伏せると破壊時の効果を警戒してバック破壊を躊躇させられる
・ペンデュラム主体のためリソースが尽きず長期戦での勝負に持っていきやすい
・闇属性悪魔族で統一されているため永続罠の影響を受けづらく、自他のロックを魔王で破壊して自力で解除できる
・ウイルスの媒体として優秀かつ次のターンにペンデュラム召喚で復帰できるため自分の場を巻き込むカードも採用圏内
など他の罠デッキにない長所を複数持っている点も罠型を選択する理由になります
以上が既存の魔界劇団でのアピールポイントです
次は以前と新規の構築を見比べてどう変わったのか解説していきます
新規構築と改善されたポイント
①初動と魔界台本へのアクセス方法の増加
今回の新規でゲネプロ、ドラマチック・ストーリー、リバティ・ドラマチストがそれに該当します
それぞれ見ていきましょう
今まではビッグ・スターでセットするかカーテン・ライザーで落とした台本を拾うぐらいしか魔界台本のアクセス手段に乏しく、そこを止められると辛かったのでかなり嬉しい改善点です
また複数枚の台本を抱えやすくなったので妨害に対する貫通力も同時に向上していると感じます
②ファンタスティックシアターがサーチ可能になった
しかしこのカードの登場でそれが変わりました
これで今までの展開の過程で無理してエレクトラムからアポロウーサを作る必要が減ったので一つ上のステージに来た感じはありますね
また、プロデューサーの効果の対象は既に発動していて表なら何でもいいので、既存の永続罠はもちろん自分・相手ターン問わずつかえる速攻魔法とも相性がいいです
今までとは異なるカードの採用や破壊によるカードの消費が抑えられるので覚えておくといいかもしれません
簡単な展開ルート
とりあえず覚えておけばデッキを回せる基本的な動きをいくつか記載しておきます
①1枚初動(エキストラ)
*任意の低スケールは破壊耐性を付与して場持ちを良くしたいならルーキー、返しのターンに墓地の魔王を回収したければビッグ・スター、それ以外で困ったらエキストラにすれば間違いないと思います
②1枚初動(ゲネプロ)
*任意の台本は破壊されたらバウンスが発動するドラマチック・ストーリーが鉄板ですが他のカードとの兼ね合いでは別の台本にしてもいいかも
③2枚初動(下級1+下級2の組み合わせ)
*1
下級の片方がカーテンの場合5.のPss時に出すと7.の回収を先にできるが、6.でカーテンをドラマチック・ストーリーの対象にした場合リクルート先がカーテン以外になるので注意
*2
任意のスケール8は打点を上げるファンキー・コメディアン、コントロール交換のコミック・リリーフ、台本サーチ&台本デッキ戻しのリバティ・ドラマチストの中から適宜選択
④2枚初動(マドンナと下級)
⑤2枚初動(ビッグ・スターと下級)
最後に
とりあえず今回は入門編みたいな感じで記事を作ってみました
実装前の仮組み段階ということで構築として完成形と言い切れるものではないので参考程度にしてください
多分大丈夫とは思いますが実際に回してみて展開例の挙動通りでない所が出てきたら随時訂正していきます
ここまでご精読いただきありがとうございました
改良した記事