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Photo by
futen_seisuke
天の御国が近くなった人
私の所属してるキリスト教のグループの名誉牧師なる年配の牧師先生が、時々うちの教会でも説教をしてくださる。
たまにしか会わないので、先日お見かけした時、年を取られたなぁと思った。
初めて先生を見たのは20年前なので、それはそうなのだが。
その先生の働きは偉大で、私のクリスチャンの先輩も、すごい先生だと言っていた。
でも、現役でバリバリ働かれてた時の先生より、天の御国が近くなって、現役から退かれた今の先生の方が好きだなぁ、と言っていて、深いなぁと思った。
私は仕事柄、日々高齢者と接している。
みんな、頑張ってきた人たちだと思う。
いろんなことができなくなって、情けないと思ったりもしてるみたいだけど、何かができなくなっても、その人の尊厳は失われない。
その人の存在自体を喜ぶことが、理想だ。
そして私も、自分で何でもできると思ってる順風満帆な人より、ちょっと自信を失ってるような人の方が波長が合うのかもしれない。