③−2【対談企画】コモンビートのこれからに向けて
こんばんは。『クローズアップNPO法人 〜現場の声から〜』の時間です。
初めてコモンビートを知る人が団体に対して持つイメージで最も多いのは、「なんか楽しそう」という言葉。
でも、ただ楽しいだけじゃないんです。
企画の現場にいつだってある“楽しんで学んでもらうための仕掛け“は、NPO法人として「社会貢献活動」を実現させる一つの手段でもあります。
では一体、その仕掛けは誰がどう作っているのか、企画がどう社会貢献に繋がっていくのか。
コモンビートを運営するメンバーの皆さんに伺います。
今回のシリーズからは、理事長である安達亮(以下、りょうさん)さんと現在国際交流チームの短期インターンメンバーである髙橋真二郎さん(以下、しんじろー)の対談が始まります。
取材担当:広報インターン ジュン
⒈コモンビートの事業のこれから
ーー今後コモンビートはより多くの人に「違いとの出会い」を提供するために、行政から後援や依頼を受けていく予定はありますか。
1−1 様々なビジネスモデル
【りょう】ビジネスモデルの表し方で、BtoB、BtoC、BtoGとかがあるのはわかりますか。
Cはコンシューマー(消費者)の意味で、直接コモンビートがミュージカルの参加者を集めているようなモデルをBtoCと言い、BtoBの場合は相手が団体や会社だったりする。BtoGはガバメントのGなので行政だったりするっていう感じね。
コモンビートはずっとBtoCで今まで物事を動かしているんだけれども、僕が代表になってからはある程度、BtoBとBtoGを何とか増やしたいなと思ってる。
行政とか企業とかを巻き込むときにはコモビジョン(NPO法人コモンビートの組織ビジョン)みたいなものがすごく必要だし、納得する指標とかデータとかっていうものが実績として必要だったりするので、そのあたりを今身につけようとしてるから、もちろん今後、ある行政から委託を受けて、もしかしたらミュージカルをやるっていうことが実現されるかもしれないし、企業からの依頼によって研修をもっと増やしていくみたいなことももちろんあるかもしれない。その辺は今後ね、力を入れていきたいところかなというふうに思います。
↓コモビジョンの詳細はこちらから
1−2 行政との関わりができる面白味
ーーありがとうございます。BtoCなどのビジネスモデルの言葉、私は授業でなんとなく聞いたことあるくらいなのですが、しんじろーはそういうのを普段勉強していたりするんですか。
【しんじろー】そうですね。今は絶賛就職活動を行っている身でもあるので痛いほどわかります笑
BtoGっていう行政へ向けた事業ができる可能性があるのがコモンビートの面白いところだなって思ってます。行政と関わるというのは民間企業を見てもなかなかないので、それがNPOの大きな特徴であり、面白いところかなって個人的に思ってました。
【りょう】BtoGもその先には人がいるから、BtoBtoCとか言ったりする考え方もあります。コモンビートはBtoCで事業をやっている団体だから、BとかGとかを増やせるとバランスが良くなっていいかなと思ったりはするかな。
⒉来年度からの公演に向けて
ーー来年度から新潟での公演を再開するということで、東京、大阪、福岡、というまた違う地域を活性化させる方法にはどのようなものがあるのかなっていうのをお聞きしたいです。
【りょう】そもそも地域活性化が目的ではないよね。あくまでも目的はコモビジョンの実現。ただ、ミュージカルをやることの副産物として、その地域の人が参加してその人たち同士が繋がるっていうことが結果的に地域活性化になる、ということだね。
ーー来年度予定されている公演の前には、今年は3月に九州公演があります。そこでも結果的に福岡の地域活性化に繋がることがあるのかなと思いました。
こちらの九州公演ではキャスト募集を現在行なっているので、気になる方はこちらからどうぞ。
https://commonbeat.org/musical-acb/comeback2022/kyushu/
⭐️NPO法人コモンビートでは、現在学生インターンを募集しています! 興味を持った方はこちらから詳細をご覧ください。
【「多様な価値観を認め合える社会」づくりに挑戦!学生インターンシップ2022Bプログラム、参加者募集!】
期間:2022年11月-2024年3月
説明会:10/17(月)20:00-22:00
プログラム詳細:(リンクからどうぞ)