第1話『練習場へ 〜まじ!?太平洋へ出張です!〜』
みなさん、こんばんは!
NPO法人コモンビートで広報インターンをしています、ジュンです。
初めましての方もいらっしゃると思うので、はじめに私のプロフィールを軽く紹介させてください。
出身は茨城県。日本大学芸術学部演劇学科に現在所属しており、「社会に開かれた舞台」について知見を広めるため、インターンとしてコモンビートのミュージカルに関わっています。好きなポケモンはヤドンです。
さて、そんな私が行うこの連載では、私が実際に関東公演(※)の稽古現場に行った際に感じたことや考えたことを赤裸々に綴っています。
今回は記念すべき連載第一回目、練習場へ向かう道中の私の脳内をお送りします。
※
関東公演とは、コモンビートが7月16日(土)に東京で行った「ミュージカル『A COMMON BEAT』」の再開記念公演。
この記事に書かれるのは、その公演の一週間前の出来事です。
2022年7月9月(土) 08:18
現在、私は千葉駅から外房線へ乗り込み上総一ノ宮駅へ向かっている最中。
約47分の乗車時間を経ると、そこはもう九十九里浜の壮大な海!ブルーオーシャン!パラダイス!(?)なのだろうか。
電車の中にはテニスラケットを背負った中学生たちやジャージにキャップ姿の老夫婦までいる。
そんな姿を見て「お出かけ日和だよねー」と、そういえば今日は土曜日。
しかも天気がめちゃくちゃ良い、というか暑すぎる。
体育館内でやるといってもこの気温30度越えでの練習ってハンパないなと思いつつ、私は皆さんの無事を祈るか救急車を呼ぶくらいしかできない。
って、まだ見ぬインターン生がする心配なぞキャストさんたちにとっては微々たるものだろうけど……
そもそも本番一週間前というこの大事なタイミングで「初めまして〜」とお邪魔しちゃって大丈夫な雰囲気なのか?時間が限られた中での練習を妨害しないか?その前に約100人いるキャストの方に私は受け入れてもらえるのか??
なんて考え出したらお腹痛くなってきたやべえ……
そういえば、「広報としての情報収集も大事だけど、純粋にコモビの雰囲気を感じて楽しんでもらえたら良いよ〜」とはなさん(コモンビート事務局長)が言ってくれていた。
楽しむ、かあ。
楽しむってなんだ。
え、なんだっけ楽しむって。
思えば自分が今まで経験してきた演劇の稽古は辛いことの方が多かったな。
ちゃんとやらなきゃ、もっと頑張らなきゃ、失敗しないようにしなきゃ。
そんなことばっかり考えて三年間大学にいたからか、楽しむ感覚がだいぶ麻痺っているんだと思う。
そのためか、コモンビートに対して疑問もある。
「本当に、キャストさんたちが楽しめる場を提供できているのか?」と。
それを自分の目で確かめるためにもここまで来たのだ。
と、そんなこんなを考えていたら茂原という駅で急に人がいなくなった。
それにしても千葉の駅名はどこも難しい。特に海沿いの地域はどこもネーミングが独特だ。
九十九里浜も昔は99個の里がある浜だったのかもしれない。
まあそれはいいとして、とにかく自分にできることをやるのみ。
「とりあえずやってみるか」
車両内に1人。私は山に広がる緑を見送りながら九十九里浜へと向かう。
☆次回、疑問を抱えたままついに九十九里浜へ。そこで私が見たものとは・・・
第二回『練習① 〜で、私の立ち位置はどこですか!?〜』お楽しみに!
☆関西公演情報☆
【ミュージカル「A COMMON BEAT」再開記念シリーズ 関西公演】
▼日程
2022年10月2日(日)
初公演:開場 12:30 開演13:00
千秋楽:開場 17:00 開演17:30 ★オンライン配信あり
▼会場
吹田メイシアター 大ホール
▼詳細
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