子どもを褒めることはいいこと?ねんね前のママ息子タイムにハッとさせられたこと
わたしには1歳9か月の一人息子がいます。
いわゆる『まじめ』で『いい子』タイプの息子。
お片付けやお手伝いも率先して行ってくれることが多いです。
4月生まれで保育園のクラスでも一番お兄さんだからか、ぬいぐるみを胸に抱いてヨシヨシしたり、ぬいぐるみを寝かしつけたり、お兄さんっぽい仕草もよく見せてくれます。
最近ことばがだいぶわかるようになってきたので、一日の振返りがねんね前の私と息子の日課です。
昨日、その振返り中にハッとさせられることがありました。
いろんなお手伝いをしてくれる嬉しさから、自分を苦しめてきた『いい子=ママ嬉しい』呪縛を、同じように息子に浴びせてる自分がいることに気づきました。
もちろん『ありがとう』や『嬉しかったよ』という言葉をしっかり息子に伝えることは大切だと思っています。
ただ、『どんな息子であってもママは息子が大好き』ということを一緒に伝えないと『いい子=ママ嬉しい』呪縛を息子にもかけてしまうことに気づきました。
文章を書くのもが下手ですし、知性も教養も高くないので、書くかとても迷ったのですが、私自身、中学・高校は常に成績は学年トップ、そのまま予備校なしで京大現役合格。その後は、大企業に就職しました。いわゆる『勉強はできる』タイプです。
幸せな人生かと言われると、『いい子』でいると『喜んでくれる』両親を喜ばし続けるためのプレッシャーに苦しみ続けています。
正直いまだに『いい子でいないと』という呪縛にしばられ、しんどいです。
そんな両親はまったく教育熱心なタイプではありません。『勉強しなさい』と言われたこともなければ、『○○大学に入れないとダメね』など、そういったプレッシャーはまったくありませんでした。
一方で、『○○は本当に努力家ですごいよ!』という感じて、とにかく子どものことを褒めまくる両親です。
なので両親としては私にプレッシャーをかけている自覚はゼロだと思います。
私は『結果が出るたびに喜んでくれる』両親を落胆させないためにと、『いい子』でいるということをやめられなくなりました。
恥ずかしいことに、『両親が喜んでくれるいい子』でいる呪縛に小学校、中学、高校、大学、社会人、そして今もずっと縛らています。
そして『いい子』でいることは家族内でとどまらず、仕事でも上司や同僚の期待に答えたいと思うあまり、必要以上に自分を追い込んでしまい、苦しくなることが多々あります。
新入社員のころ、精神的にしんどくなり、1か月会社をお休みしてしまうこともありました。
自分を苦しめ続けている『いい子=ママ嬉しい』呪縛を、同じように息子に浴びせようとしている自分に本当に驚きました。
息子にはありのままの自分を愛して、人生を歩んでほしいと思っています。
今日からは、ねんねの前の振返りタイムは、
『生まれてきてくれて、ありがとう。
どんな○○ちゃんも
ママの宝物だからね。』
で締めくくりたいと思います。
子育てなにが正解かわからなくてとっても難しいですが、親育てしてもらっている毎日です。