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感想文 美術の愉しみ方

舞えない兵庫と申します。備忘録代わりも兼ねて読んだ本の感想書いていきます。
この度紹介するのは 中公新書 山梨俊夫著 美術の愉しみ方です。
2025年、私の住む神戸市でゴッホ展が開催されることもあり購入いたしました。
私は美術のことは全然よく分かりません。歴史が趣味で博物館に行ったり、陶器が好きで陶器博物館などは行きますがそれも絵画などのことはさっぱりです。そんな私のためのような本であります。著者は長年美術館の学芸員を勤めた方であり、美術の楽しみ方をフルカラー、画像付きで七つ紹介しています。
1 関心を開く
2 好きを見つける
3 読む
4 比べる
5 敷居をまたぐ
6 参加する
7 判る 判らない
以上7項目です。
芸術家は死後評価される方も少なくありません。それは7番目の判る 判らないが起因していて、人が見慣れる、見慣れない、価値に気づくか気づかないかそういうもので決まっていきます。
また、芸術は人それぞれ好みがちがいます。ただ自分がどういうものが好きかはとにかく作品を見て、自分の好みに気づく必要があるというのもわかりました。
美術館に行く、画廊に行く、画集を買う、これらをしたくなる本でございました。

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