2023/10/25 メインテートの効果と新しい携帯心電計(チェックミー)の心電図
これは問題ないと言われた原因不明の動悸が不整脈と診断されるまでの経過を書いていく記録です。
メインテート(心臓の負担を少なくして心拍数を下げる薬)の効果
ソラナックス(緊張や不安を和らげる薬)に比べてメインテートはかなり効果がありました。秋になって気温が下がった事も良かったようで動悸の発作の頻度が減りました。ソラナックス内服中は動くと心拍数が高くなって、動けるけど辛いという状態でしたが、メインテートを飲み始めてからは動いても心拍数が高くならず動くのが楽になりました。
これなら仕事に復帰できると職場に連絡しましたが、復帰するには条件があると言われました。「1ヶ月間発作が起きない。職場まで自分の力で歩いていく事ができる。これをクリア出来たら相談しましょう。」と言われました。
ソラナックスをやめてメインテートに切り替えて1週間位は心拍数も安定していたので仕事への復帰は可能だろうと気楽に考えていましたが、1週間経ってからは今までと同じように動くと心拍数が上がるようになってしまいました。
職場から出された条件は厳しいものではなく、今までの自分だったら普通に出来ていた事でした。しかし、今の私にとってはクリアする事が非常に難しい条件になってしまいました。
動悸の発作も完全にはおさえきれず、薬が処方された10月11日〜10月末までの期間で6回位起きました。以前より発作の頻度が減って動悸の持続時間が数分〜15分位に減ってきていたので薬の効果は出ていると感じました。
新しい携帯心電計の購入
アップルウォッチを左胸部にあてて心電図をとった事で発作中の心電図をとる事が出来ました。その結果、発作性上室性頻拍疑いで電気生理学的検査を受けるところまで来れました。しかし、左胸部にあてて心電図をとる方法は認証された方法ではないのでその心電図が正確にとれているかを医師に証明する事が出来ませんでした。
それなら認証された心電計を買って心電図をくらべればいい。アップルウォッチで発作時にとった心電図の波形が認証された心電計でとった心電図の波形と似たような形であれば正確にとれていると証明できるのではないか?と私は考えました。
私は個人で購入出来る携帯心電計を調べました。色々な種類があって値段もピンキリでどれを買ったらいいんだろうと迷いました。最終的にはオムロンの心電計と三栄メディシスのチェックミーECGの二択まで絞り、軽量でスマホのアプリに保存出来て印刷出来るという点にメリットを感じたチェックミーECGを選びました。
医師には当院はアップルウォッチ外来なので他社製品の心電計でとった心電図は見ることが出来ないと言われてしまったので医師に証明する事は諦めましたが、自分の中での仮説が正しいのか検証したかったので両方使用する事にしました。
本音を言ってしまうと、心電図に関してはアップルウォッチより使いやすくて波形が見やすいなと思いました。
1日3回発作が起きた10月25日
この日は天気が良くて買い物に出かけた時に1回目の発作が起きました。歩いている時にトントンという小さな動悸を感じました。気にせず歩いていると動悸が大きくなって心拍数も上がってきて151拍/分まで上がりました。とちゅうで動けなくなっても困るので家に戻りました。
2回目は家の中でストレッチをしている時に起きました。1回目は外だったので使用できませんでしたが2回目は家だったのでチェックミーを使ってみる事にしました。
チェックミーでは心拍数が高い状態で心電図をとる事が出来ました。アップルウォッチの心拍数が111拍/分が最高値なのは心電図をとる事に集中していて心拍数を計測し忘れた時間があったからだと思います。
3回目はソファに座ってテレビを見ている状態で突然動悸が始まりました。心拍数は高くなりませんでしたが心臓の鼓動が大きくてドンドンという振動を感じました。苦しさは感じませんでした。
1回目の発作は運動がきっかけでしたが2回目3回目の発作は普段動悸が起こらない状況で起きたのでもしかしたら、一回発作が起きるとしばらく発作が起きやすい状態になるんじゃないか?と思いました。今度発作が起きたらその点も気にして観察してみようと思いました。
今回は発作時間が短かったのでチェックミーでしか心電図をとる事が出来ませんでした。以前の発作時にアップルウォッチでとった心電図と今回チェックミーでとった心電図はなんとなく形が似ている気がしました。心拍数が高い時に心電図をとれればもっと似ているかもしれないと思いました。
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