2023/9/7 発作時の心電図をとるために
これは問題ないと言われた原因不明の動悸が不整脈と診断されるまでの経過を書いていく記録です。
今更ながらだけどアップルウォッチって心電図をとれるんだった
不整脈の診断をするには症状が起きている時の心電図が必要となります。症状が出始めの時にBクリニックで行ったホルター心電図検査では動悸が起きた時の心電図がとれましたが、その時は「問題ない頻脈」と診断されました。でも、今はその時より症状が悪化しているのでその時は問題ない頻脈だったかもしれないけれど今は違うものになっているかもしれないと私は考えました。
次に考えたのは症状が出ている時に心電図をとるにはどうしたらいいんだろう?という事です。
そう考えるようになってからアップルウォッチって心電図をとれるんだったと気付きました。
今までアップルウォッチの心電図機能を使おうとしなかったのはなぜなのか?
それはBクリニックであなたの年齢では不整脈の可能性はないと言われたという事と、今まで何回かアップルウォッチで心電図をとった時に波形が小さくて見辛いものしかとれなかったという経験があったからです。
これでは何が起こっているのかよくわかりません。
もう少し大きな波形がとれればすごく使えるのに、と残念でした。アップルウォッチなら常に身につけているので症状が出たら病院に駆け込まなくてもすぐに心電図をとる事が出来ます。そして心拍数が一番高い時の心電図をとることが出来ます。どうしたら大きな波形がとれるんだろう?私の使い方が良くないのだろうか?インターネットでどうすればいいのか、コツなどはないか調べました。
直接胸にあててとるという方法
何件かの循環器内科の病院のホームページにアップルウォッチを左胸にあてて心電図をとる方法があると書いてありました。私は左手首につけているアップルウォッチのバンドを外して右人差し指をアップルウォッチのデジタルクラウンにあてて反対側を右親指で支えながら左胸に移動して心電図をとってみました。その時にとれたのが下記の心電図です。左手首でとった心電図より波形がわかりやすくなっています。
これなら動悸が起きた時の心電図をとることが出来ると希望が湧いてきました。
運動負荷心電図検査が出来る病院を探す
同時に運動負荷心電図検査を出来る病院を探し始めました。動悸が起きてから心電図をとるために病院に行っても到着するまでに落ち着いてしまうかもしれませんが、運動負荷心電図検査なら検査中に運動して負荷をかけるので上手くいけば検査中に動悸が起きて最初から最後まで心電図に記録する事が出来ます。
運動負荷心電図検査は日常の労作や運動時の心臓の機能が維持されているかをみる検査です。狭心症の発作が起きていないか、運動による不整脈の変化などを判定する事が出来ます。ルームランナーのように走るタイプや自転車みたいにペダルをこぐタイプなどがあります。年齢から計算した目標心拍数を設定してそれに達した時、発作が起きた時や心電図に異常が出たら検査は終了となります。
経験談などを読むとハードでかなり辛い検査だと書いてありました。
12誘導心電図検査や24時間ホルター心電図検査、心エコー検査を出来るクリニックは多いですが、運動負荷心電図検査を出来るクリニックはそんなに多くありません。総合病院などの大きな病院ではこの検査を出来るところが多いですが、紹介状が必要な上に検査を予約するまでに時間がかかるという難点があります。
家の近くから検査出来そうなクリニックを一つずつ探しました。
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