見出し画像

お子さんのジャンプを手助けるする遊びの話

よければ記事上部、下部の♡でいいねをお願いします


記事を探すのに便利な目次ができました↓

note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

インスタグラムはこちら
おがさん 発達支援の知識と経験note 絵本作家(ogasan)(@ogasanehon) • Instagram写真と動画

これまでの、これからの有料記事が読み放題になるメンバーシップもお勧めです↓

絵本はこちらにも投稿しています

ラインスタンプもひっそり始めました


発達支援の現場ではよく、「ジャンプができない」お子さんがいました

今回はその原因と、どんな遊びを提案し行っていたか、それを以下にまとめていきたいと思います




なぜジャンプができないのか


お子さんのジャンプができない原因大まかに2つあったように思えます

・固有覚が育っていない

お子さんとの触れ合い遊びなどをしていると、「ぎゅー」と力の維持する力が弱かったり、押す動きでも全く力が入っていないことがわかりました

固有覚(インナーマッスル)が育っていないことで、両足に力を入れられない様子でした。なんというか、跳ねようとしているが軽い屈伸をしているようなイメージです

・身体全体の協調動作が難しい

体操も、身体遊びも好き、お世辞には身体の使い方は上手ではありませんでしたが、明らかにジャンプができる身体能力はあるのにジャンプができないお子さんもいました

そういったお子さんは手足だったり、右足・左足 両足と目といった、身体部位同士の協調運動の苦手さがみられました

例を挙げるなら

ジャンプしようとすると、同時に力を込める必要のある両足の片方だけに力が入ってしまう

ジャンプの後の着地時に手や足がどこにつくかイメージできず怖い(視覚や、ボディイメージと身体の連動が育っていない)

といった上記のような原因がありました。これに対して、どのような遊びを提案していたのか、一部紹介したいと思います

ジャンプが苦手なお子さんに提案していた遊び


1・2・3ロケット

①跳ぶためのお立ち台(マガジンのような雑誌とかなんでもいいです)に乗ってもらう

②大人が両脇をもって「1・2・3ロケット!」と合図を出しながら高い高いの要領で持ち上げます
(膝を曲げるように促し、どんなに力が弱くても跳ぶ際に、足を自発的に伸ばしているかを確認します。慣れてきたら、少しづつお子さん自身が足を延ばすまでタイミングを待つこと)

③ゆっくりお立ち台にお子さんを下ろします
(固有覚の感覚が鈍麻(低反応)のお子さんはあえてドンと力強く足から着地させてあげるとより楽しめます)

この遊びの要点として

・掛け声とともにお子さん自身が両足に力を込める経験を積むこと

・お立ち台があることで、お子さん自身が「これをやって」とアピールしやすいこと

が挙げられます

やや大人の腰への負担が強いですが、かなり効果的な遊びだと思っています

スクーターボードで壁を蹴る


こういったボードに腹ばい、あおむけになり、壁を両足に曲げてつけて両足で蹴って進む遊びです

重力に逆らうではなく、横に移動するために両足を使うので、楽しみながら協調運動ができたり、固有覚を育てられます

気をつけなければならないのは壁に頭をぶつけないようにすることです

ボードがなくても壁に両足を曲げてつけて伸ばすだけで練習になります

手型、足型、フープを設置する

巧技台からジャンプしておりる際に、ボディイメージが育ってなかったり、身体の協調運動ができていないとお子さんが恐怖が先に立って動けないことがあります

そんな時は、「足をここにもっていく」というように着地点に手形、足型、フープを置くことで、自分の着地点を意識でき、身体を動かす指標することで途端に動けるお子さんもいました

ちょっとした工夫でも、お子さんが意欲的に取り組むことができる遊びになったりします。試行錯誤する視点を忘れないようにしたいですね

以上になります

これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。

質問等あれば、書き込んでいただければ


いいなと思ったら応援しよう!