アボリジニ物語 パート6(移住出来る星を求めて~地球へ~)
アボリジニ:私たちは住んでいる惑星が徐々に冷えて将来住めなくなることに動揺しました。核戦争後一時は全滅という危機を乗り越えてここまで来たのに。指導者や科学者は寒冷化が一時的なものか、そうでないかを詳しく測定していきました。それと並行して温暖な気候を取り戻すためにとても多くの対策を進めていきましたが寒冷化は避けられないことがはっきりしてきたのです。(現在地球の気候は寒冷化を起こしつつあります。やがて寒冷化を防ぐために人口太陽が2度にわたり打ちあげられるが共に失敗して地球の3分の1を焼き尽くすほどの大災害を引き起こすことが伝達されています。
アルクトゥルスの風パート10 後編 に概要が記載されています。 https://note.com/lucky_noto321/n/na416c5c0d7de)
アボリジニ:私たち惑星探査チームは四方八方に探査船を飛ばし、住める惑星の情報の収集に乗り出しました。そして隣の太陽系内に住むことが可能な星を二つ発見したのです。地球と火星です(この時すでにマローナ・フェイトン惑星は小惑星と化していたのか、それともマローナ・フェイトン惑星にはすでに住民が住んでいたため移住先として選定しなかったのは不明ですがマローナ・フェイトン惑星が破壊されたのは多分この前ではなかったのかと推測しています)。その他の恒星系にも候補となるいくつかの惑星を発見しました。
私は知性でありスピリット:「彼らは太陽系内に居住可能な星を二つ発見したのです。地球と火星です」と彼らは言いました。しかし彼らはもう一つ特殊な星に高い知能と高度な文明を築いている人間を発見していました。それは人々には秘密にしていました。とてもそこには行けないと判断したからです。その星についてはあなた方が将来発見してください。
アボリジニ:私たち2人種の指導者は協議した結果、比較的近い距離にあった太陽系に住民の一部を移住させようと両惑星の詳しい調査を開始したのです。探査用の宇宙船は光速を超えた速度(ここでなぜ光速を超えた速度と言ったのか考えてください。これは皆さんに対する宇宙物理学の情報提供なのです。地球の現在の物理学では、いかなる条件下でも光の速度を超えることはできないと教えているのです)で太陽系に侵入し、最初火星に到着しました。しかし火星を詳細に調べた結果、身長が低くモンゴロイド系の住人が既に住んでおり、科学力は低いが高度に精神性が進化していることがわかったのです。(この人種の系統は2つ考えられますが確証がないので省略します)
アボリジニ:私たちは、調査を進めるに従い火星は砂漠が多く、食料となる小型の牛に似た動物や大型のウサギやネズミに似た小動物、種類は少ないが鳥や毒蛇、昆虫などが生息していました。低い樹木(高くても樹高5メートル位)や食用となる植物もありました。が、星の環境が豊かに動植物を育てるだけの力がなく、大量の住民が移住して生存していくための星としては魅力的には感じませんでした。また、故郷の惑星よりかなり気温が低く、いずれ今よりさらに寒冷化を起こすことが予想され、魅力ある惑星には見えませんでした。
アボリジニ:私は移住計画の責任者です。探査船からの火星の状況報告を受け、黒人種と黄色人種の乗る2機の宇宙船を第2惑星(当時地球は今の金星付近にありました)である地球に向かわせました。
私は知性でありスピリット:地球大気に侵入した黒人種の宇宙船の着陸地点は現在のオーストラリア付近でした。黄色人種の着陸地点は現在のビルマのベンガル湾岸付近です。現在のオーストラリア、ビルマの付近の地形は当時とは大きく異なっています。現在の地形から推測するのはかなり困難です。アフリカの地形は今より大きく、インド付近は今よりずっと小さかったのです。オーストラリアは今より赤道近くに位置し、現在のような砂漠地帯はなく、いくつもの大河と内海で構成されていて、そこには素晴らしい自然が広がっていました。現在の南極の一部は当時のオーストラリアとつながっていました。南北アメリカ大陸は現在とほぼ似通った地形でした。太平洋には当時も大陸はなく、広大な海が広がっていました。太平洋のムーと称される巨大大陸は彼らが地球に到着して3万年後に巨大隕石により出来上がったのです。
アボリジニ:私たち探査チームは着陸した地点を中心に調査を開始しました。そこは気温もかなり高く素晴らしい自然が広がっていました。1日は約30時間を少し超え、1年は280日でした。調査の結果、地球は少しずつであるが膨張していました、これは重力と遠心力に伴う渦の力や電気的な力等により内部空洞が膨れ上がっているためでした。
アボリジニ:調査するうちに移住上の問題点が数点あることがわかって来ました。特に重力が故郷の惑星と比べて2倍近くあることと、大気成分の構成が少し異なっていること、故郷の温暖だったころに比べて平均温度が少し低いということでした。すばらしい自然環境と動植物が豊富であるということを除けば。しかしそれは予想されていたことで、その環境に慣れる対策を進めれば移住には大きな障害にはならないと判断しました。
アボリジニ:私たち黒人種が着陸した場所は水と植物に恵まれ様々な動植物に満ちあふれていました。そのため内海沿岸に移住のための前進基地を作り、その地域に長い間とどまりました。黄色人種も着陸した場所の北西側に前進基地を作り、病原菌や動植物の生息状況、地質や気候等の調査を進めていきました。調査の結果、多くの未知のウイルスや細菌が生息していましたが、直ちに種族の生存にかかわるほどのものはありませんでした。十分な準備をすれば今の医療技術で対応は可能であることが解ったのです。そのため、受け入れの準備と不測の病気の調査のために、必要な化学・医療・生産設備を持った先遣隊を入植させました。そして、詳細な調査のために双方がサブ的にいくつかの基地を作りましたがサブ基地は前進基地からそう遠くない場所に作りました。
私は知性でありスピリット:彼らは地球に共同して1つの国を作ったのではなく別々に国を作ったのです。地球を調査するために月に基地を作らなかったのは、当時、月は存在していなかったのです。彼らは火星を経由した後、直接地球の大陸を前進基地にしたのです。月はずっと後に約550年~600年と変動する周期の放浪惑星(現在彗星~次に地球にこの彗星が接近するのはこの周期ではありません。かなりかけ離れています。)が地球外の恒星系から連れてきたのです。そして地球に置いていきました。正確に言えば放浪惑星が地球まで連れてきたのですが地球の近くを通過した際に地球の引力に引き寄せられてしまったのです。というより地球に月をセットしたのは二ビル星人アヌンナキでした。
アボリジニ:地球という環境の異なる新しい星への移住を成功させるには黒人種、黄色人種の2人種の完全な信頼と理解が必要でした。また、大量移民のためには新たな大型の宇宙船の建造も必要でした。私たちは協力して移住者を若い健康な人や科学者、専門家、医療従事者などを中心に選んでいきました。
私は知性でありスピリット:彼らが地球へ移住したのは135万年前のことです。そして最初の移住から約50年を費やして移住を完了したのです。最終的には2種族共に360万人ずつ、計720万人が地球に移住したのでした。移住民が地球に着くまでの旅路を少しお見せしましょう。
宇宙船内のパネルに映る遠ざかる青い星「バカラティーニ」星、多くの移住民がパネルを見て感慨にふけっています。涙を流している人もいますね。故郷を懐かしんでいるのでしょう。その中で故郷の惑星への思いを断ち切るようなうねりと新しい惑星地球への希望の声も聞こえます。やがて「バカラティーニ」星は遠ざかり、視界から消えていきました。しばらくすると宇宙船は超光速飛行に移りました。今まで輝いていた天の川銀河系の星々の光は超光速飛行に移った瞬間、全て消え去り宇宙船から見る外の景色は真っ暗になってしまいました。いや、それは正しい表現ではありませんね。濃いダークグレーのような、なんとも表現できない色にあなたは感じているでしょう。少し長い時間が経過して突然天の川銀河系の星々の光がパネルに現れました。超光速飛行をやめて通常飛行に戻ったためです。時々宇宙船の周囲には閃光が明滅します。ガス塊や小さな隕石が宇宙船の防護シールドに衝突したときの光なのです。それを繰り返しながら光の速度で4年もかかる距離を地球標準時間に換算してほぼゼロで太陽系に進入してきました。到着まで時間がかからなかった理由はあなたの世界とは時間が逆に流れている反物質の世界の空間を飛行したためでした。超光速飛行から時々通常空間飛行に移った大きな理由は宇宙船の位置の確認です。彼らは安全を保つためにひずみのある宇宙空間で宇宙船の位置を何度も何度も確認しながら飛行したのです。そして太陽系外縁部に近づいた地点で超光速飛行をやめて通常飛行に切り替え太陽系に侵入しました。やがて土星の軌道を過ぎるころになると宇宙船内の拡大望遠鏡が地球を捉えはじめました。立体パネルに写る近づく青い地球、故郷の星に似ている姿に歓喜が走ります。「バカラティーニ」星の思いを断ち切るように。
次回パート7では「今皆さんが食べている米や麦、バナナやトマト、そしてカンガルー等の有袋類がなぜ地球に存在するを解き明かす旅」となります。
・アボリジニ物語 パート1(序章、スピリットからの語り掛け)
https://note.com/lucky_noto321/n/necb6228d66a8
・アボリジニ物語 パート2(アボリジニ民族:近年~現在)
https://note.com/lucky_noto321/n/ne715006cdfdd
・アボリジニ物語 パート3(アボリジニの故郷バカラティーニ星)
https://note.com/lucky_noto321/n/n0bcf6a765d78
・アボリジニ物語 パート4(全てが消滅危機の大規模核戦争)
https://note.com/lucky_noto321/n/n6d331d4c6aa1
・アボリジニ物語 パート5(壊滅的な核戦争からの復活)
https://note.com/lucky_noto321/n/naf90101b923b
・アボリジニ物語 パート6(移住出来る星を求めて~地球へ~)
https://note.com/lucky_noto321/n/n256afbea9211
・アボリジニ物語 パート7(生きるための食料の確保)
https://note.com/lucky_noto321/n/n240decb4af2f
・アボリジニ物語 パート8(とても単純だったが素晴らしい政治形態)
https://note.com/lucky_noto321/n/n44708843c2af
・アボリジニ物語 パート9(邪悪な宗教の発生・排除と異種族間の結婚)
https://note.com/lucky_noto321/n/n037901434b36
・アボリジニ物語 パート10(小惑星の衝突とアボリジニ文明の崩壊)
https://note.com/lucky_noto321/n/n6b1392450432
・アボリジニ物語 パート11(大災害後、生き残りをかけて)
https://note.com/lucky_noto321/n/n3637ba483fcf
参考
月の真実と地球人類の歴史https://note.com/lucky_noto321/n/na2cd28e8460d
DNAの2重螺旋構造と機能、起動(DNAの不思議な振る舞い)
https://note.com/lucky_noto321/n/n7279abf0ffe4
宇宙船(UFO)の飛行原理、搭乗体験記 パート1(UFOの基本原理等)https://note.com/lucky_noto321/n/n7b714db106bf
「アルクトゥルス女性からのメッセージ https://note.com/lucky_noto321/n/n9da508e39240」
日本人のルーツ パート1~6 https://note.com/lucky_noto321/n/nd852f09fa2e2
日本人のルーツ外伝パート1~3
「アルクトゥルスの風」パート1~10