光る君へ 第八回から第十回までの感想。
パピルス狼煙のまとまらない書き流し
暫く感想を書けなくなったのは、第八回を視聴する前にうっかり公式本であらすじを、、、よりによって直秀が二人の前から居なくなったという部分を、パラパラとめくっているときに目にとめてしまったから。
びっくりして前後を読み、オリジナルキャラが本当にこの話数で退場してしまうのを確認し、、、
凄く後悔した。
鳥辺野のシーンまで、わかっていながらもとても切なく観てしまった。
ただやはり、この直秀のことが二人の距離を近づけたわけだし、必要な演出だったのかな。軽い罰みたいなのでは、あそこまで感情が揺すぶられなかっただろうから。
毎熊さん、また別役か、夢にでてくる役にでもなって、再登場してください!
まひろか道長の夢に出てきて、あれこれアドバイスとかするなんていう演出があったらいいな。ずっと若い時のままの姿で、夢だからかえって自由に二人と話せる。
それにしても、直秀のことはツイッター(現X)をみることで、皆さんの綺麗な絵、楽しい絵やコメントに随分と慰められ、癒されました。感謝!しています。
それから話はかわって、最近の鑑賞時の新たな楽しみ。
副音声 です。
本当に、いいですね。聴き取りやすい声で無駄がなく味わいのある説明がなされているの、知らなかったです。
担当されている方がSNSで発信されていて、試しに聴いてみたら凄く良かった。
セリフの合間を縫い、話を妨げ無いよう、語数に制限のある中の選び抜かれた言葉。
間合いが素晴らしくて。
オープニングテーマのところから聴いて楽しんでいます。
この三回の展開で、打毬、晴明の策略、兼続の周りを欺くための身体をはった謀(本人が誇らしげにしているのが痛ましくて、やはり別の幸せを願ってしまう)、直秀や散楽の仲間たちのこと、和歌と漢詩のやり取りはじめ二人のシーン(綺麗で美しくていとおしく。色っぽくてせつなくて少しおかし味があって。あらゆる素敵な少女漫画やどこか古典文学を感じる場面でうっとり)、花山天皇の出家、兼家の高笑い と随分いろいろあって、毎回時間が短く感じられる位、集中して観ていた。
本当に夢中になれる。
だからこの先も、手元にあらすじがあると誘惑にかられてしまうだろうな。
お話しを楽しみたいから、終わった回までしか読まないようにしているけれど、、、実は今夜の回の分もつい読んでしまった。
折角のオリジナルストーリーを大切にしたいから、来週からは先に読まないようにもう少し気をつけたい。