ヤノベケンジ@GINZA SIX チームラボ@麻布台ヒルズ playground becomes Dark Slowly@日比谷公園
先日、金沢21世紀美術館でのアーティストトークにこられてたヤノベケンジさんの最新の展示、屋上ガーデンのオブジェもおもしろいから・・・とX(ツイッター)でも話題になってたので。
ヤノベケンジさんのは、岡本太郎さんの太陽の塔にたくさんの猫たちが群がり、その上に大きな猫がでん!と居座るといったオブジェ・・・ちょっと「いよいよ来年だっけ?に迫ってきた大阪万博を意識させる?」的な・・・プロパガンダっぽい匂い感じちゃう・・・ちゃぁ感じちゃうけどなぁ。それは関西人の考えすぎか?
屋上のガーデンオブジェはおもしろかった。良い感じの5月の夕暮れの穏やかさと相まって、素敵だった。
チームラボ@麻布台ヒルズ
「Wonder, Explore and Discover さまよい、探検し、発見する」という入り口の言葉通り、順路がなく、映像もず~っと何部屋に渡っても連続して変化していくので、映像のシャワーに浸りながら、漂って彷徨って行く・・・っていう感じです。森の中を彷徨い、波間をたゆたい、流れに身を任せて・・・という。
ただね~、ちょっと「既視感」で終わる・・・で尽きたのが、少し物足りないかなぁ。
見た事あるもんばっかりがつながるって感じでした。
でも、ゴツゴツした変形タイプのスクリーンに投影されると空間把握すら難しい中を惑うって感じがおもしろい。多少、焦燥感すら感じるぐらい「迷う」感が強かった。
日比谷公園の野外展示
昼間もおもしろいですが、夕方から夜にかけてはもっと素敵。
実は日比谷公園に行くのって初めてでしたが、都会のど真ん中の公園の中、いくつかのアートスポットを楽しめます。
「はなのハンモック」永山祐子:魚網を使っていて、上に乗れます。魚網って不思議に身体に優しいですね、これは気持ちいい。昼寝もできそう。その下はいろんな花が咲いています。
昼間は体の下の花も楽しめて、夜はライトアップされて、外から眺めるとなかなかに美しい。
「Gravity and Grace」大巻伸嗣
国立新美術館で見た作品ですが、野外でも展示できるんだ~ まずびっくり!!
そして今回は音というか声は流れないけど、ライトが時々強くなったりする。暮れなずんでくるとその美しさ、妖しさ、幻想的な雰囲気がどんどん増していく。いいですねぇ。
ず~っと座って暗くなるまで過ごしてました。
「余白史」細井美裕
時折、場内のスピーカーというか街灯? から、今の状況とは全く違う音声が流れてくる。明るい時に一度通ってるんですが、何か全くわからず・・・でしたが、夜を通ってくると、それはとても異様だった。昼間の賑やかな子供のはしゃぐ声が聞こえてくるし・・・なかなかおもしろいサウンドスケープ作品でした。