見出し画像

映画館で2時間の映画を見れた!

 明日の土曜日から始まる三連休、私もここから本格的に仕事に復帰する。

幸い、退院してからの夫の様子は、確かに言葉の後遺症はあるものの、自宅の生活にも馴染んできたし、性格も元のままで、言い間違いを私が何度も言い直しさせても怒らない。

自分の状況もよく把握してるし、ひとりで留守番も嫌がらない。


 一番難色を示していたデイサービスでの運動のリハビリも、なんとか普通に行ってる。

利用されてる方の中に、英語が話すのが好きな方(元々、英語の先生をされていた方? 外国暮らしもされていた方)がいらして、英語での会話も楽しめたようで、良かった良かった・・・


今日は、訪問リハビリの作業療法士さんと一緒にスーパーへの買い物もできたし、横断歩道を渡ったり、公園に行ったりという外歩きも安全にできるとのこと。


 今日は、午前中のリハビリが終わったあと、駅前のビル内にある映画館へ行って、2時間の映画も一緒に観た。

ハリウッドの映画「CIVIL WAR」

結構、ドンぱちやったり、ガンガン銃撃戦など刺激的かなとは思ったけど、2時間きっちりの映画、普通に過ごせたし、日本語のセリフよりは、英語のセリフの方がとっつきがいいのかも・・・と感じた。

「訳わからんとこもあったけど、大丈夫やったわ」という返事だった。


今までのハリウッドの映画では、「どこかよその国との戦争」とか、「人種間の戦い」とかが主だったけど、さすがA24! 切り口が鋭い・・・

帰りのバスを待ってる間、バスの中、夫と映画談義・・・ああ、こういう会話が再びできるようになったんだなぁ・・・とうれしかった。

以前の夫は、どこか「皮肉な言い方」が多くて評価も辛辣で、だから、私は夫を誘うことはあまり多くなかったんだけど、言語の後遺症を抱えながら、映画の中で描かれた内容について、あれこれ話をする夫はとても素直な感想を言っていて、私てきには、映画談義に関しては「これだけは元に戻らんといて欲しいなぁ」と思ってる。


帰り、バス停降りてから、私はちょっと郵便局に用事があったので、「バス停から家まで一人で帰ってみる?」と促してみた。

通りを渡ったところにある郵便局での用事をすませて、横断歩道から見ていると、遠くを夫がちゃんと家まで戻っていくのが見えた。


うん、大丈夫やん!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?