見出し画像

共同通信杯:回顧

今回注目したのは戸崎騎手
マスカレードボールに3戦騎乗してデビューから2連勝し、3戦目のホープフルSで大敗したが、ここ4戦目にして鞍上坂井騎手に変更してきた。
戸崎騎手鞍上の馬はカラマティアノスとなり、勝手ながら戸崎騎手の心中察するに負けられないレースだったかと…
鞍上については、表に出てくる話でもないので勝手な推測しかないが、自分なりにストーリーを立ててレースを考えるのもまた一興である。

私の予想ではカラマティアノスは毎度上がり最速の脚を使ってきてるので、ゴール前わずかに届かない決着になると予想して、2着固定の3連単を組んでみた。


スタート良くでたのは8枠の2頭だが全馬良いスタートを決めた。

戸崎騎手は早々に控えるように手綱を引いて前を行かせる
ここはさすが戸崎騎手ですね!4番カラマティアノスをポジション争いから一歩引いて前半の消耗戦を回避した感じかな?

一度2番のマスカレードボールがハナを取るが、8番のレッドキングリーが外から寄せてハナを主張してきたので、マスカレードボールはあっさりとハナを譲り行かせる坂井騎手

そのままの隊列になると思いきや、3番ワンモアスマイルが仕掛けてきて、2番マスカレードボールを抜き去り、先頭の8番レッドキングリーにプレッシャーを掛けに行く。4番戸崎騎手は6番手を追走し、展開を見る形でレースは進む。

4コーナーを出てきた時の映像でわかる通り、戸崎騎手は最内をコーナーギリギリで走ってきて、先頭との距離を射程圏内に入れたポジションに来ている。
その他の馬たちは距離ロスしたことになるが、ここからよーいドン!の直線勝負!

前半戦は全く消耗しなかった4番カラマティアノスは最内を末脚で前を捉える。4番マスカレードボールは少し集中してないように見える。

あっという間に前に躍り出た4番カラマティアノスだが、2番マスカレードボールも抜け出てきた。集中してないからなのか、2番カラマティアノスを4番カラマティアノスに競りかけてきた坂井騎手に、2頭の叩き合いが始まる。

叩き合いもなんのその、涼しげな顔で4番カラマティアノスを抜きさってしまう2番マスカレードボール。やはりここは能力の差なのか、4番カラマティアノスを上手く捌いてきた戸崎騎手だったが、ここでカラマティアノスに寄せてきた坂井騎手も見事だったと思いました。

結果は1馬身差の2着に敗れたカラマティアノス戸崎騎手だったが良い勝負が出来たと感じました。

細かくレースを見ていくと、騎手がどのような形でレースに臨んだか、また、自分なりの解釈や想像を膨らませることで、競馬の面白みが増すのが私の楽しみ方ですね。
上がり最速は3着の9番リトルジャイアンツでしたが、この馬も後方から大外回して上がり最速と、今後重賞戦線に出てくる馬の1頭でしょうね!

3連単ありがとうございましたm(_ _)m

いいなと思ったら応援しよう!