最近のRTA動画とRTAinbiimを見て思うこと
最近RTA見ることが増えてきてついつい書いた。
RTAイベントと言えばRTAinJapanだと思っているが、普段視聴するのはニコ動のbiimシステムを使ったRTA動画が多い。編集した動画とイベントでは明らかに違うなと感じた。去年のRTAinJapanでは引き続き世界レベルの走者が多くみられるが、ニコ動のRTA動画ではそのレベルは少ないと思っている。見やすい編集で人をひきつける力で視聴者を魅了している。RiJは一発勝負の詰めに詰めたプレイで人をひきつけている。
イベントに出る走者は機材にも気を配り、練習も欠かさないアスリート意識が見える。
また、biimシステムの動画を投稿している人を中心としたRTAinbiimという大会では、去年のプレイは世界レベルのスーパープレイが飛び出すこともある一方、練習もしていない生半可なプレイヤーを退場させる姿も確認された。
これもRTAに真剣に取り組むアスリート意識が見える。
だがRTAinbiimは最近トップが変わり、方向性が変わったらしい。今はそこまで本気の走りは求められていないようだ。アーカイブが残っていなかったが、真剣ではなく遊びとしてRTAというコンテンツを消費する。毎週のんびりとしたプレイ配信をして見る人を楽しませていた記憶がある。
確かにニコ動ではbiimシステムというタグを付けるだけで再生数が上がり、淫夢ネタといった定番のネタを使えばコメントも増える印象だ。真剣な考えはそぐわない。
リアル登山アタックや人生RTAという動画が多いのも頷ける。そしてRTAinbiimは真面目に取り組む大会ではなく、RTAinJapanのような真剣な場には合わないぬるく楽しみたい走者や、表に出せないネタを楽しむ場所としたいのだろう。
そしてそれは今の視聴者は求めているということなのだろう。
もうbiimシステムに真剣なRTAは望まれていないのだろうか…