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立川 PLAY! MUSEUM〚堀内誠一展 FASHION・FANTASY・FUTURE〛
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〚くろうまブランキー〛という絵本をご存知ですか。〚ぐるんぱ〛なら見たことはあるでしょう。
an·anロゴを作り創刊号から49号までのアートディレクターを務めた〚堀内誠一〛氏のついて記す。
マガジン社の主な雑誌を創設した中の重要な御一方と、こちらの絵本作者とが同一人物ということを知らなかった。
時節柄もあるのかもしれませんが、〚堀内誠一〛氏は14歳から伊勢丹でキャリアを、仕事を始める。
無知とは怖く、私は最初からこの事実、特に14歳から就職されている事に衝撃を受けていた。
ファッションという概念を知りたくてもがいている今、an·an創設時アートディレクターの〚堀内誠一〛氏を知ればファッションが何であるのかに対しての糸口が掴めるかと立川の展覧会へ足を運んだ。
もしかすると日本では第2次世界大戦中、戦後間もなく、今から50年前くらいまで。生きることと、働くことと、楽しむことが、ごちゃ混ぜで境界線はあまりなかったのかもしれない。正解を知る方は生きていられない。
〚堀内誠一〛氏にとって、また日本では、ファッションは、人々の生き方の中から自然と現れたものの中で、着ているものだけを抽出して論じる事が、ファッションなのかもしれない。
人の表層にくっついているもの。個人の中で目に見える部分をファッションと捉えているのだろうとも感じ取った。
ー展覧会からの引用・堀内誠一氏の言葉ー
『ファッシンと言うのは目で触ることだと思うのです。』
ー引用終わりー
もっと戦後の日本文化立役者に、色々な方にお会いして「ファッションって何に?お洒落するって貴方にとってどういうこと?身だしなみってどういう事?」というような話を聞いてみたいと強く思った、この立川での〚堀内誠一〛展覧会。遠いですが展覧会は2時間くらい見る時間は必要かなと。お勧めです。