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映画祭も佳境!/もっと愉しむ『ジョージア映画全史』

こんばんは、教育評論社編集部です。
今回は週末のお出かけにおすすめ「ジョージア映画祭」の記事です。


レジャバ大使からのお花が!
*レジャバ大使著『ジョージア大使のつぶや記』絶賛発売中!

8月に弊社より刊行されたはらだたけひで著『ジョージア映画全史』
著者のはらださんは長年、岩波ホール(2022年に閉館)で世界の名作映画の上映に携わり、ジョージア映画祭を開催してきました。
そのジョージア映画祭が、今回は渋谷のユーロスペースに場所を移して行われています。

*ジョージア映画祭2024の公式サイトはこちら


こちらは『ジョージア映画全史』の書影です

10月4日まで延長された、ジョージア映画祭。
「ひとつの空の下」「ピロスマニ」「ウジュムリ」「ブバ」……など
まだまだ注目プログラムが目白押し。

上で挙げた作品は、すべて『ジョージア映画全史』に載っています。
ジョージア映画祭の予習をしたい方。
映画祭を通して、ジョージア映画に興味を持たれた方にもおすすめです。

また、9月29日(日)16:10回は「LISTEN.ジョージア篇」上映後に、
俳優・山口智子さん、レジャバ駐日ジョージア大使、はらだたけひでさんによるトークイベントが開催されます。
残席残りわずか!(27日夕方現在)お早めにどうぞ。


▼目次

第1章 ジョージア映画の誕生――ロシア帝政末期 
第2章 ジョージア映画の草創期――独立からソヴィエト政権下へ 
第3章 抑圧と粛清――スターリン時代の暗黒 
第4章 世界大戦と戦後の窮乏のなかで 
第5章 ジョージア映画の再生と新しい波 
第6章 百花繚乱のジョージア映画 
第7章 ジョージア映画の成熟と発展 
第8章 改革、そしてソ連邦の崩壊へ 
第9章 独立後の混迷、激動する世界で 
終章 ジョージアという魔法 
〈年表、本書におけるジョージア映画の監督と作品、参考文献〉

▼著者略歴

はらだ たけひで(はらだ たけひで)
画家・絵本作家/ジョージア映画祭主宰。

1954年、東京都に生まれる。1975年から2019年まで、東京・岩波ホールで世界の名作映画の上映に携わる。1978年に映画「ピロスマニ」の公開を担当して以降、ジョージア文化、特に同国の映画の紹介に努め、2018年、2022年、2024年にジョージア映画祭を開催する。

絵本に『パシュラル先生』のシリーズ、『フランチェスコ』(ユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞)、『子どもの十字軍』(訳・絵)など多数。挿画も『ダギーへの手紙』(E・キューブラー・ロス)、『十歳のきみへ』(日野原重明)、『森のお店やさん』(林原玉枝)など多数。

ジョージア関係の著作に『グルジア映画への旅』、『放浪の画家ニコ・ピロスマニ』、『放浪の聖画家ピロスマニ』などがある。

2022年にジョージアの各都市で「聖ピロスマニ」と題した個展(在ジョージア日本大使館主催)が開催される。日本における画家ピロスマニとジョージア映画の紹介に対して、2019年にジョージアのピロスマニ祭で感謝状、2022年にジョージア外務省から文化功労賞「ジョージアの友人」、2024年に在日ジョージア大使館からジョージア日本友好賞が授与される。

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まずは試し読みをしてみたい! という方は配信済みのnote記事からどうぞ。


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