16パーソナリティのINFPについて語る(肌感であり客観性は乏しいです)
約1ヶ月ぶりの投稿です。
閑話休題と言うと変ですが、少し臨床的なエビデンスからは離れたところで話をしてみたいと思います。
今回は巷で話題の(少し出遅れた感はありますが…)16パーソナリティについて語りたいと思います。
※あくまで独断と偏見であり、そもそもエビ
デンス自体が乏しいものです
INFPについての投稿数が多く興味関心もあるので、肌感的なところをざっくばらんに語っていきます。
さて、件の性格診断はMBTIに関しては、元はユングの類型論を下敷きにアレンジされたものであるといえます。
そして、その類型の一つであるINFPは特に良くも悪くもユニークな人として語られたり、「社会不適合者」のような風評が立っている印象ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
INFPとはそもそもどういうパーソナリティなのか?
厳密に言うと、16パーソナリティとMBTIは似て非なるものですが、世間的にはこの16パーソナリティのことを指してMBTIとしている層も多いようなので、今回はこれを用いてINFPを語っていきます。
さて、仲介者(INFP)のとは、以下のリンクのような性格のようです。
共感性が高いというのと、使命感があるというのと、ある種の繊細さ、真実とは何かを探し求めるという特徴が挙げられています。
INFPと目される(独断と偏見)人々の特徴
私自身ネットや診断などで見聞きする特徴と合致するINFP型(MBTIも含む)と思われる方々とお会いする機会があり、感じるところがありました。
まず共感性が高いとの特徴ですが、個人差があるのは前提として他の考察記事でも聞くように、自他の境界が曖昧な人がやはり多い印象があります。
私は人の気持ちが分かると豪語する方も中には一定数いらっしゃいますし、実際に接客業などサービス業でお仕事をしておられ、そういった意味での「気持ちが分かる」は確かにそうだなと感じました。
一方で、こころの深いところや細やかなところには意外と気付いていない時も多く一般的な意味での共感性が高いというよりも、丁寧に相手のニーズに応えようとする心性が強いという意味合いの方が強いかなという印象です。
献身性が強いとか、他者のニーズに応えようとする傾向が強いと言った方が分かりやすいかもしれません。
ただ、読心術的な思考(相手のニーズや思考を掌握、理解していると錯覚)もまあまあ強そうですので、良くも悪くも一朝一端といえます。
上記の読心術的な思考や白黒的な思考が強いい場合は、一度決めつけるとそうに違いないと思い込む(ポジティブな意味でもネガティブな意味でも)事が多いといえます。
真善美やスピリチュアルな使命を探している
本当の事とは何か?純粋さや美しさとは何か?などの命題を感覚的に探し求めているような特徴が見受けられます。
純粋な目で物事を見ています。一方で、人に騙されやすそうだったり、神秘的なものや哲学的な思索にはまりやすいのもINFP的な特徴の印象があります。
研究者や哲学者に適正があるとされる事が多いことからこういう特徴については妥当なのではないかと感じます。
INFPはそもそも精神疾患や発達障害に過ぎないのか?
見出しのような説はよく聞きます。実際印象論でいえば、発達障害や精神疾患の層は多そうな印象はあります。
INFP=社会不適合者ではないけれど、社会的マイノリティの層が集まっている可能性はあるのではないでしょうか。
共感性の話も発達障害やHSPと呼ばれる層にも相手のニーズに応えるのが得意な人はいます。
一般的に共感性が低いと言われがちな発達障害ですが、共感の仕方が定型と異なるだけであり、共感性が乏しいというのは少し異なるというのが私の意見です。
上記と同様に、INFPとされる層にはINFPなりの共感の在り方があると考えられるでしょう。
また思い込みが激しいという特徴もINFPには良く見受けられ、ともすると一部の不安障害や妄想性障害と酷似する特徴といえます。
これに関しては特に個人差が大きい印象ですが、垢抜けていなかったりなど、一般的な事を知らないor常識を理解した上で逸脱しようとするといった人もまあまあ見られます。
結論としては、精神疾患や発達障害の人も多そうではあるが、INFPと目される人全員がそうではないのではないかということになると思われます。
まとめ
INFPの特徴
・INFPは献身的で他者のニーズに応えようと
する人が多い
※ただし、一般的な意味での共感性が高い
というのとは少し異なる
・時に妄想的または空想的で創造性を発揮し
研究者や哲学者に適正がありそうな人が多
い
・発達障害や精神疾患は多い可能性はある
が、INFP=発達障害または精神疾患とはい
えない
以上が見られた特徴になります。
あくまでこれらは主観であり、16パーソナリティやMBTIも根拠の乏しいものなので参考程度の印象論的なものとして見て頂けたら嬉しいです。
では、また次回に!!