1時間に300台⁉︎ 当り前の『便利』は人の手から
昨日、羽田空港に行ってきました。
昼前に到着し、食事、お茶、展望デッキから飛行機を眺め・・・
その後、到着した家族を迎える為、到着ロビーへ。
予定より飛行機の到着が遅れたり、
結局ロビーで1時間以上過ごすことになりました。
当り前? 人力でなされる仕事
今日、1時間ほどそこにいて目に入ってきたのが、
カート回収の仕事です。
2~4人位の男性が組になって、カートの回収と移動を続けていました。
ひたすら、ひたすら・・・
まず1ヶ所にカートが並べていかれ、それを約10〜20台ごとにまとめ、
その前方と後方を人が支えて、
「カートが通りまーす!!」と声をかけながら、到着を迎えるため
待っている人々の間をすり抜けていきます。
その作業をただただ、繰り返していました。
集め移動させていたカートの数、
見ていた1時間ほどの時間で、私が目にしたのはおよそ300台だったかそれ以上。
その時間帯は、人は多かったけれど、もっと多い日もあるはず。
そう考えると、さらに結構な数の日もあるのでは。
体力のいる仕事。
そして淡々とした作業が出来る人でないと、務まらないのではと思う仕事。
あとでこの仕事を検索してみると、アルバイトなど、非正規雇用の仕事として、たくさんの求人情報が出てきました。
体力的にハードそうですし、繰り返しの作業。
続けるのはきっと大変な仕事だということなのでしょう。
人手不足がいろいろな職業で問題視されていますが、
これって、機械化したり、他の方法で上手く解決できないのだろうか・・・
このカートのサービス。
ある程度場所は限られているとは言え、
使い始めたいところで使い始め、終わりたいところで手放せる・・
なんと便利なこと。
ここにも「誰かが『当り前』の状況を創り出してくれている」
ということを、改めて感じた時間でした。