見出し画像

区切りと感謝の日

○卒業の区切り


一般的な時期とはずれているけれど、昨日は卒業式でした。

その主役が自分であれ、家族であれ、様々思いがあふれてきませんか?

○お礼に

1か月ほど前に、わりと近くに住んでいる息子ふたりに、
「卒業できるから、夕飯をおごるよ。」と声をかけていました。

式も無事終わり、日本酒のおいてあるお店に待ち合わせました。
そういうお店選びも疎い私ですが、いつもしないことをしながら
わくわくとよさそうなお店を探し、彼らの好みの日本酒が飲めることを基準に予約を入れておいたお店です。

まあまあ近くに住んでいるといっても、
何か理由がないと、普段はなかなか会うことがないのです。
前回は半年とかそのくらい前だったかな。
まあみんな社会人だし、忙しいし、そんなものでしょうか・・・

○たっぷりゆったりの5時間

「おー、久しぶり~」から、
いろいろな話が、結構出てきました。

席の時間制限が2時間半だったので、それくらいでちょうどいいのかなぁと思っていたら、途中で店員さんから、
「席が空いたので、時間制限は気にしなくて大丈夫です。」とのことで
のんびり話を続けました。

それぞれの近況を話しながら、仕事の事、結婚観、日常関わっている周囲の”人々”についてなど。
でもやっぱり、最後には家族の昔話も。

久々に話していておもしろいと思ったのは、皆の記憶の差。
同じ出来事でも、それぞれで記憶の強度が違っているというか、
温度差があるものだというところ。
そして、それぞれで微妙に薄まった記憶のパーツを、
確かめながらもう一度つなぎ合わせる、みたいなことも、要所要所。
自分が子どもの立場として、よくよく考えれば分かるのですが、
小さい頃の1歳の違いって、大きいですから。
「あの時こんなこと思ったんだ。」とか、
「えー、そうだったんだ!」とか。

私としては、聞きながら、「ごめんなさい!!」も結構ありました。
立派な親になれなかった認識はあるし、後悔する点もあるけれど、
「気にしないで、大丈夫だから。」といつも励ましてくれた息子たち

○感謝。

今日「卒業おめでとう」の言葉をもらい、
「支えてくれてありがとう」を、きちんと言葉として伝えることが出来ました。
ー「なんにもしてないけど⁈」
ー「いやいや、あーでもない、こーでもない、いろんな話に付き合ってくれたでしょ。」
ー「えー、それぇ??!」

何と言ってもやっぱり、通信制。
孤独な闘い感は、少なからずありまして。
それに、大学生同士(笑)の会話っていうのも楽しませてくれたし。
それがなかったら、卒業率3割ほどの中には入れなかったかもしれません。

その後も
ー「これからどうするの?」
ー「えー、また続けるの。」
ー「『生涯、学習』だね!」
ー「僕もそうだなぁ。仕事の勉強しないとね。」
同じ目線で話が出来るようになったということも、
改めて、私を親にしてくれた息子たちに本当に感謝です。

○最後に (^^♪

今回3人とも初めて飲んだ、
【十四代 双虹】

ちょっといいお値段だけど、注文しちゃおっか!!と注文を入れたら、
店員さんがすかさず飛んできて、
「これは、なかなか割引なく注文する人がいなくてね。
普通に買うとどんなものか、スマホで検索してみてください。」とのお話。
なになに・・・
(3人)「おーーー!!!」

まあ、1合だけ注文して、3人で少しずつお味見。
結果、飲んでみて、良かった!
普段あまり飲まない私でも、違いがわかるくらい♪
とても口当たりが柔らかくて、なんともやさしい。
ん~(^^♪
ごちそうさまでした。
(ごちそうする気満々だったのですが、いつの間にかお支払いが済んでいまして・・・)


いいなと思ったら応援しよう!