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六義園文化祭

『文化祭』って…何だろう

昨日、六義園にまたまた行ってきました。
「ちょっとだけ観てくる」っていうのが、何だか楽しくなってきています。

あまり変わらないよね…と思いきや、
『文化祭』が行われていました。「ん?文化祭?」

いつも通り散策を始めると、心泉亭の前に看板が。

覗いてみると、中から声をかけられました。
いつもこの中は入れないので、ぜひ入ってみてくださいとのこと。
時間はあまりないけれど、ちょっと拝見することにしました。

【六義園アート展】

声をかけて下さったのは、ボランティアガイドの方。
畳敷きの部屋にあがり、まず壁づたいに写真が何枚も飾られていました。
ボランティアの方々の作品とのこと。
いろいろな季節に撮られた写真が並んでいました。

冬支度の2枚

隣の部屋に入ると、今度は水彩画、書、ボタニカルアートが飾られています。
他のボランティアガイドさんも、話しかけてくれました。

ガイドさんが、この左の句を読みあげてくださいました。
これがメイン
心泉亭の中からの景色。妹背山を望む。
窓の前の長机にこの巻物と、座布団も用意され、「座って景色を見てみて」と促され
『妹背山・・・』の句も読みあげて下さいました。

ボランティアガイドさん達で、この文化祭を開催することになったとガイドさんがお話されていました。 東京都の予算をもらうのにも結構厳しいと、呟きに似たコメントも。
この心泉亭の中に入れるのは、今回が初めてのことだそうで、次の機会があるかもわからないとのこと。貴重な機会ですね。(この文化祭は、2025年2月18日から24日の7日間。)ラッキーです。

いろいろお話してくださったガイドさんの絵もあり、4枚の内、しだれ桜をバックにプロポーズの瞬間の絵が。
実際にあった出来事だとのこと。

ガイドさんの作品4枚

景色を眺めながら、現役リタイアした方々が講習を受けてガイドさんになった話や、ガイドで来るのは月1回なんだそうで、年間パスポートで来られる人の方が園内のことは詳しいのではないかといった話も聞かせてくださいました。それから、「(年間パスポートを買ったということは)和歌と庭、どちらから入ったの?」という問いに、「庭です。」と答えたら、「日本庭園は曲線で出来ているから、それが癒しに繋がっていて、ここに来ることによってストレス解消にもなるんですよ。」と教えてくださいました。

(なるほど、知らず知らずのうちに、ストレス解消していたのね…確かに確かに。)

ついうっかり、このままゆっくりしそうになりましたが、普段見られない場所からの景色を充分眺め、最後にしおりを頂いて退室しました。

開催は2月24日まで。
イベントは、このアート展以外にも、ガイド塾特別講座、庭園ガイド、書写体験(22日)、ワークショップ(23日)、俳句短歌募集、クイズラリー、バードウォッチング(24日)が開催されます。




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