2024.5月開催のデザインフェスタに行ってきました。
このページを開いてくださり、ありがとうございます。
作家の倉戸ゆきやです。
久々の更新となってしまいました。
noteを始めたころは、毎日更新するぞ!なんて意気込んでいましたが、向き合う時間が日々のことに押さてしまいますと、更新が疎かになってしまいますね。
それではいけないのですが。
改めて、頑張って更新をしていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
さて。
ということで。
シリーズ化をしていこうと思いまして。
ここだけのお話、ができればなと思い、『noteだけの話』とサブタイトルを付けました。
サブでもあり、メインでもあるタイトルです。
以前は、Instagramに少し載せてから、それを深堀したようなことを、こちらでも書いていましたが、これからはこちらでのみの話、としていこうと思います。
では、再始動の最初は。
5月に開催したデザフェスにお客様として行ってきて、気付いたこと、感じたこと
です。
デザインフェスタ、と言えば東京ビックサイトで開催される、大人の文化祭、と言ったところでしょうか。
プロからアマから、老若男女、いろんな方が集まる2日間。
これまで、出展側としては参加したことがありましたが、お客様として行ったのは初めてでした。
出展するなら、先にお客様として行くんでしょうが、私は先に出展しました。出たいという思いだけで(笑)
出展している時も、他の参加者様たちを見に行くことはしていましたが、自分の場所がありますので、ゆっくり見ることはせず、慌ただしくしか見ることができず、とにかく楽しかったーー!で終わることが多かったです。
今回、何故、お客様として言ったのかというと。
デザインフェスタというイベントがどういうものなのか、どういった人達(参加者・お客様)がきているのか、出展している側はどういったことを工夫しているのか、お客様はどういう見方をしているのか、etc
マーケティングというカッコイイ言葉で言うことではなくて、単純に、客観的に見たことがなかったので、見てみたかった、感じてみたかった、というのもありますが。
今後イベント参加をしていくためにも、お客様体験、という経験値を増やしたいというのもありました。
デザインフェスタは、西館と南館で開催されます。
1階と4階という表記がされる、ちょっと不思議な会場です。
西館はアトリウムというスペースもあって、そこには広い出展スペースと、パフォーマンスステージがあります。
展示ホールには、小さいスペースから広いスペースからと、いろんな作家さん、クリエーターの方々がひしめき合っています。
初めて並んで入ったのですが、なんでしょう。
おおーー!という、ちょっとした感動を覚えました。
会場内に入ると、一緒に並んでいた方々は思い思いのほうへと歩いて行かれたり、小走り?早歩き?をされていたりで、やはり目当ての方のところへ急いでいかれるんだな、と感じました。
私は、のんびり、巡る準備をしてから、まずは知っている作家さんのところへと向かいました。
その間も、こんな方々がいるんだ、こんな展示の仕方があるんだ、と見ておりました。
ひと通り挨拶を済ませて、西館→南館、南館→西館、とお買い物もしつつ、会場内を巡っていました。
これまた、初めてフードスペースで座ってご飯をいただきました。
某ホテルのキッチンカーの麻婆豆腐丼。
前回も食べましたが、今回も買わせていただきまして、美味しく食べました。また、食べたいです。
西館と南館、なにかが違うけど、それは何?
以前より、小耳にはさんでいたことがありまして。
西館と南館の温度差的なやつ。
西館と南館ではお客様の感じも違う的なやつ。
です、はい。
参加していてタイミングの隙間を見て、会場を行き来していると、目的の場所へ向かわねば!という猪突猛進的な、少々焦っている感じもあってか、そんなに気にはならないのですが。
今回、お客様としてゆっくり巡っていて、確かに、何かが違う、と思いました。
これは、私が感じたことですよ。
あくまで、私はこう思った、です。はい。
ジャンル配置もあるのかもしれませんが。
西館は、とにかくデザフェス楽しもうぜ!文化祭だ!やっほーい!といった、自分の作ったものを見てください!こんなことやってるんですよ!といった感じがしました。売上げ云々というよりは、このイベントを楽しもう!頑張ろう!わーい!お客様も一緒に楽しもう!みたいな。入った瞬間から、そんな空気を感じた気がします。
南館は、4階に入ったところから、お?なんか空気感違う?といった印象でした。先も書きましたけど、ジャンルの配置もあると思います。でも……南館は、静かな印象です。奥へ行けば行くほど、空気感はまた変わります。あと、列によってはすごく閑散しているところがあるんですよね。急に、ここどうした?え?誰もいない、という場所があったりして。(西館でもそういうところがあったのでしょうが、気にならない印象なのは、ディスプレイのせいなのでしょうか。)お客様の動きも大きくないような、そんな気もします。1階は、西館の雰囲気がほどよくあったりしていましたが。こればかりは、ジャンル配置なんでしょうかね。(そもそも南館へ行くお客様が少ないのでしょうか?確かに移動が少し面倒かもしれませんが、そんなに……)
言葉を選ばずに言うならば、売上げを出さないとという地を這う仄暗いなにかがあるような……そんな気もしてしまいます、はい。(あくまでも、私の印象です。)
デザフェスの西館、南館の違いについては、きっと、どなたかが分析してくださっているでしょうから、私の印象だけを書いて終わりにします。
ディスプレイを整えるのは前提条件?
お客様として、会場内を歩いていて思ったのは、やはりディスプレイですね。目を引くディスプレイが増えたな、と思います。皆さん、よく研究をされています。本当。脱帽です。
高さを出すことはもちろんですが、屋台のようにしてみたり、仕切りを自作されていたり。
出展されている方々、みなさん、それぞれの伝えたいこと、イメージをしっかり伝えてきているな、と思いました。そして、そいう場所には、やはり人がいますよね。
そして、お声かけしてくださる方は、そちらに自然と向いてしまいます。お声かけ大事だな、と改めて思いました。
お声かけいただいたからこそ、出会ったクリエーターさんもいますし。
いかに、与えられたスペースで、自分の伝えたいこと、表現したいことをまとめるか。これは、デザフェスに出るにあたって、必要な条件なのではないか、とさえ思ってしまいました。
でも、ディスプレイをいくら素敵に整えても、それだけでは売上げに繋がらないわけです。開催時間中のお声かけ、説明はもちろんですが、開催日までの告知とかも必要なわけで。
大きなイベントだからこそ、やっておくべきこともありますしね。
開催時間中に立ち寄ってくれた方へ、もう一度戻ってきてもらうためにもチラシやショップカードを作る、とか。
デザフェスは基本的に、楽しいイベントだと私は思います。
(いろいろ難儀なことがあったりするようですが、私は出会ったことがないので、楽しいイベントだな、また参加したいな、と思います。)
私が気づいたことや、感じたことことをまとめると。
・ディスプレイは、表現したいこと、伝えたいことを届けるために、ちゃんと整える。シンプルな、極端なことを言えば置いただけのディスプレイでは、そもそも勝負ができない。(壁があるとか、お金がかかってるとか、ではなくて。)
・西館だろうが南館だろうが、欲しいお客様は購入してくださるのだから、場所のせいにしてはいけない。(流れてくる人のせいにもしてはいけない。)
・確かに売上げ大事だけれど、それよりもっと大事なことは、新たな人達に知ってもらうことではないか。
・この人は買ってくれそうだから、とかで声をかける、かけないと決めているような人がいるけど、それは違うよって心の中でひっそり思ってた。(買う、買わないはお客様が決めることなので、平等にご案内をすべきと某経営者様から学びました。)
・インパクトのある声かけは、商品名を覚えてなくても覚えてる。(フードブースにいた方、すぐに覚えました。)
・声、意外と聞こえてますよーー。その愚痴っぽい言葉、大丈夫ですかね?と時々心配になりました。
・ここ、なんかもったいないな、とか、残念、とか思ったことは、私はしないようにする。
・意外と、フード系もおもしろいし、美味しいものが多い。(扱っているものによっては、すごく並びますけどね。)
・イベントは楽しむことが大事(売上げも大事だけど、まずはここが一番だと思います。
そんなところでしょうか。
また思い出したことがあれば、追記します。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
了
2024.7月3日(水)記